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「教育現場の課題」は教師のレベル低下に起因している [みんなうすうす気づいている]

教育現場の話が巷間伝わってくることがあります。
「忙しい」
というのが最右翼のようです。

本当でしょうか?
SNSで垣間見ると、

1.教員免許があればあるほど損をする。こんな世界は教員以外にあるか?

「教科免許を複数持っているといろいろな教科を担当させられる」という意味のようです。

①じゃぁ、なぜ、複数の教科免許を持っているのか?という素朴な疑問が起きてしまいます

②複数の教科を担当することが「なぜ損なのか?」説明もなし


2.小学校1年担任→中学校3年担任に異動

「ブランコで遊んだりバッタとったりしてたのが1ヶ月後には入試業務やってるんだ」
という違和感への不満のようです。

①民間企業ではよくあることで、
・当該業務の担当年数
・幅広な現場経験を積み肉厚な人材を作る
等どちらかといえば「人材づくり」を主眼にします

②この先生には「向上心」のようなものが伝わってきません
自分が教えた子供たちがその後どうなっているかを知るのも重要なお仕事です


3.採用試験不合格なのに臨任で採用

「学校では先生なのに合格者と不合格者が共存してる現場には謎がある」と言いたいようです。

①どこの都道府県なのでしょうか?
もっと潰しこみ具体的に批判すべきです。

②「採用試験」に不合格だったので「臨時的」に採用しているのです
・教員免許を持っていることまでも否定されているわけではないはずです
・非正規を正規にする対応策を広めるべきでしょう


SNSの「教師サイト」を見ていると

学生時代に夢見ていた教師像と実際の違い
「その違い」の原因は何か?
教育現場をどうしたいのか?
児童・生徒に何を伝えたいのか?
ということが伝わってきません。

中には部活の顧問を命じられて
「来年も休みなし」「奴隷のように働かされます」
などとぼやく方もいらっしゃるようです。

「奴隷のように働かされる」と子供たちの前で言えるだけの自信はあるのでしょうか?
現状の制度論的にはずいぶん緩和されているはずです。

もう少し要領よくやったらいかがですか?」と申し上げたくなってしまいます。

おそらくこんな先生ばかりではないのでしょうが、先生からこんな愚痴や不満が出る状況も不思議です。

教員ばかりの組織という違和感
少子化で子供の数は減っているのに忙しい
公立校であれば報酬も安定している
と言った謎が隠れているようです。

中には「パソコンが使えない」という方もいらっしゃるようです。


「教師不足」とか「教師は大変」
というのなら「職務分析」をちゃんとやるべき
①出勤から退勤まで
②毎週、毎月
何をやっているのか?
そこがわからないまま「増員」とか「廃止」というのは安直すぎです。
民間企業なら当然のように「職務分析」をやっています。


教育現場の荒廃は先生の劣化にあり
ということもあるのかもしれません。


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