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あなたのお子様に、その仕事を継がせますか・・・・・事業承継とか。。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

知り合いの税理士がよく言っています
「事業承継とは、『ビジネスの継続を後継者に託す』ことであり、「相続させる」ことではない!」と。。。。

最近のセミナーは、築きあげた財産を、より少ない相続税で家族に残していくことができるか。。。。というところに力点が置かれている傾向があります。。。。。

企業は生き物であり、「企業」と言うかぎり、経営者とそのご家族だけではなく従業員とその家族、そしてお取引先企業にまで影響をしていくものです

金融の現場に身を置いた時、「どんな企業にお金を貸すのか」「どんな企業にお金を貸さないのか」ということについての小生なりの考え方を何度か書き留めてきました

さてさて、みなさんも時々お気づきになることがあると思います
お取引先企業や、知り合いの企業、あるいは就職のために企業訪問をした時などなどに目に触れる光景を大事にしてください

その時に、こんな風に考えてみてください
「うちの息子(娘)を、この会社で働かせられるか。。。。」ということを検証してみてください
そのポイントは
1.人
2.もの
3.金です

少し前のことですが、3K職業(職場)というのがありました
「汚い」、「きつい」、「危険」というポイントです
家族を戦場に送るのと同じです

こういう企業は、長続きはしません
ただ、「愛のむち」と俗に言われ、人材を育てるために「きつい」と思われるケースもありますので、その点は理解しておいてください

世の中の人は、あるいは先日の選挙報道の中でも
①農業をどうする。。。。
②モノづくりをどうする。。。。。
③介護の現場をどうする。。。。。
という話をなさいます(なさいました)

しかしながら、
「自分の家族を、その職業に就かせることができるのか!」という視点できちんと議論される方は少ないようです
自分のご家族が有意義に働ける職場を目指す企業家意欲・政策・コメントが必ず必要です


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