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新銀行東京の生きる道② (銀行が合併すると融資は減る) [銀行(員)と付き合う法]

たとえばの話です
①A さんが X さんに1億円のお金を貸していたとしましょう
②B さんも X さんに1億円のお金を貸していたとしましょう

この時点では、X さんは AさんとBさんからと合わせて2億円のお金を借りていることになります

ところが、ある日、AさんとBさんが結婚したとしましょう
この時点では、X さんは A・Bご夫婦から2億円のお金を借りていることになります

今までは、AさんもBさんも独立した判断で、お金を貸していたのです
もし、X さんが 夜逃げするか倒産して返済不能になったら AさんBさんそれぞれに1億円の焦げ付きが発生したことになります

ところが、AさんとBさんが結婚したら、AB家は X さんに 2億円のお金を貸していることになります

もし、AさんとBさんが結婚しなかったなら、全然気にすることでもなかったのに
AさんとBさんが結婚したとたんに、「ひょっとしたら、X さんには貸しすぎてないか!」とAB家は不安になってしまうのです

そのうちAB家は X さんへの 貸付の金額を 減らすような行動をとってしまうようになることがよくあります
AB家としては1億円しか貸してくれなくなります

あるいは、AさんBさんそれぞれが違った情報を合わせることにより、「1億円なんてとんでもない!」と気づくこともあったりして、「もっと貸付額を減らそう!」などという話をするようになるのです
二人の情報を合算して、AB家の判断をするようになります

ときどきは、「あの人は絶対に返してくれそうだ!」というような人が出現したら3億円くらいは貸してしまうこともよくあります
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