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企業年金の利回りはいくらか? (日本航空問題の裏側) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

日本航空の年金問題が表面化していますね

昨夜のテレビのコメンテーターの一部には、「労働債権の後払いだから。。。。」的なことをおっしゃる方もいらっしゃいました

確かに、企業年金は、退職金を一時金で受け取らずに、分割後払を選んだ人たちのものです

今回、日本航空の企業年金の利回りが、年4.5%だと報道されています
おそらく、この年4.5%は多くの大企業が採用されているのではないかと思います

5年物の預金利率が1%もしない今の時代ですから、かなり高利回りです
テレビのインタビューでは、老後の生活設計が狂うなどと答えていらしゃった方もありました

そんなことよりも
株価が低迷し、5年物の金利が1%程度の時代が長く続いている中にあって、年4.5%もの利回りで回っていることのほうが不思議です

報道はされていませんが、本当に年4.5%でしょうか
とかく、こういうものは水銀柱のように、一度高い値を付けたら、下がらないというのが一般的です
記憶では、数年前までは、年5.5%が適用されている企業が多かったはずです

しかも、利回りの引き下げは、現役の人たちに適用されるのが一般的であり、すでに退職して年金を受給なさっている方々の年金利回りには手を付けていない企業が多いはずです

この年4.5%報道は、ひょっとしたら
①数年前からの退職者に適用されるレートではないのでしょうか
②既受給者の利回りはいくらなのでしょう

なんてことも気になりますね
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