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1,000円の商品を999円で売る秘密 [裏づけのない経営学]

先日、とあるショッピングビル(複合商業施設)で買い物をした時のことです。

定価が1,000円のモノを買い求めたのですが、レジの打ち出しは999円なのです。
打ち間違いでもないようです。
まぁ、安いに越したことはありませんから何も言わずに何も聞かずにその場を去ったのですが。

このお店には知恵者がいらっしゃるようです。

このビルは、一つのお店で、
・1,000円以上の買い物をすると「駐車場1時間無料の補助券1枚」(補助券2枚で1時間無料)
・2,000円以上の買い物をすると「駐車場1時間無料券」
・3,000円以上の買い物をすると「駐車場2時間無料券」
がもらえます。

お店のスタンプがないと、1時間400円の料金がかかります。
お店側の駐車場料金の負担額はよくわかりませんが、
単純に考えると、
・補助券1枚発行で200円
・1時間無料券発行で400円
・2時間無料券発行で800円
のコストがかかるのではないでしょうか。。。。

誰もが駐車場の無料券をもらうわけではないのでしょうが、1円値引きすることで、この駐車場料金の負担が減るのです。
1,000円の商品の消費税除きの価格は952.4円
  999円の商品の消費税除きの価格は951.4円
です。
個別で消費税を計算されるのか、合算されるのかはよくわかりませんが、
端数整理をこんな風になさると意外にコスト削減になるものなんだと恐れ入った次第です。

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