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ゆうちょ改革のある見方 [少し政治的な話を。。。。]

先日(4月23日)の日経新聞朝刊の「大機小機」氏は「郵政改革の仕切り直し」ということを述べています
日経新聞のトーンが変わったのかと驚かされるような整理です

要旨は
1・制度設計の再チェックは必要である
2.既存の改革スキームが日本の金融が抱える課題に応えているかという視点で見直すことだろう
3.郵政民営化は供給過剰の市場にメガバンクを加える以上の絵を描けていない

そして、2~3の具体例を提示しながら、「誰がどんな役割を担うのか。世界と日本の新しい現実を踏まえ、拙速を排して、金融のあるべき姿を再設計する時代である。」と結ばれています

今までの民営化への流れ一辺倒の論調が少し変わっています

小生は
1.「民でできることは民で」ということで民営化する というのはおかしい
2.「民でできないことを官で」と考えています
3.今なお、郵政民営化の議論が盛んですが
①多額の資金を有するゆうちょが、国債以外のものへ運用するリスクの方が大きい
②郵貯の組織実態が不明なままで民営化するのは危険
③雇用・労働の実態が不透明
④日本人の好きな金融機関のレベルにないゆうちょを民営化するのは時期尚早
・・・たとえば、事務整備が遅れており、不祥事も多い
などの課題が残っています

まず、郵貯の立ち位置を確認すること
そして、日本の金融の現状を把握すること
からスタートすれば、おそらく
郵貯は規模縮小が望ましいのではないかと思います

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