SSブログ

「にせ札」にご用心 [銀行(員)と付き合う法]

みなさんは、「にせ札」をつかんだ(もらった)ことはおありですか?
小生は、銀行に何年も勤めていますが、日本では偽札を見たことがありません
小生が、お札の扱いや数えるのが下手だということもあり、お金に触らせてもらえなかったということもありますが、日本の銀行の店頭でにせ札が紛れることは少ないようです

ところが、私生活では、不用意にも、にせ札をもらったことがあるのです
それは初めてパリに行った時のことでした

パリの銀行で両替をした時、何か色の違うフラン紙幣(200フラン紙幣)が紛れ込んでいるのが気になりました
気になるので、早めに使わなくちゃぁ ということで、ルーブル美術館でにせ札鑑定機に通しました
思った通りアウトです

次のところでもその次のところでも受け取ってもらえません
思いあぐねて、夜の街の露天商で使おうとしたところ、案の定、拒絶されてしまいました

当時の200フランは、日本円で5,000円位でした
悔しくて悔しくて、次の日の早朝一番で、両替をした銀行に出かけて行ったのです

前日、両替をしてくれた担当者は休暇だとのことです
強引にオフィスの中へはいっていき、比較的偉そうな人に、「にせ札を何とかしてくれ!」と申し出てみたのです

さすがです
その銀行のスタッフ(偉い人のようでした)は、小生に向かって
たとえにせ札だとしても
①どうしてその場で申し出なかったのか!
②まして、一夜明けている
③その時の担当もいない
④その場でNOと言わなかった以上、自己責任だ!
⑤だから、取り換えはできない
と、強硬に言われてしまったのです

後で、「よく銃で撃たれなかったものだ!」とほっとした次第です
無謀な抗議だったと思い知らされました

悔しいので、今も、その200フラン札を持っていますが。。。。。。

よく考えたら、よその国のお札の図柄や色なんかよく知りもしなかったのです
GWに海外に行かれる方々はお気をつけください

日本でも、今のお札の図柄が長く続いています
そろそろ図案や色を変えてもいい時期です
にせ札が増えてしまうリスクと、デザイナーの腕が鈍るという問題もあります

そういえば、都道府県単位で記念硬貨が発行されています
地方自治法施行60周年の記念硬貨シリーズということで、これまで7道府県分が発行され、平成28年度までに全国の図柄が揃うらしいのです

おそらく死蔵されてしまうものが多いのでしょうが、もし流通し始めたら区別はつくのでしょうか?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1