SSブログ

プロ野球:ロッテのスローガンは「和」だった [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今年のプロ野球日本シーリーズはロッテが優勝しましたね

球団のホームページを見ると、今年早々の2010年1月12日に「和」と言うことでスローガンが公表されています
ロッテが優勝するや否や「和の野球」が新聞紙上を賑わせました


その時の西村監督のお言葉を聞くと
「全員の気持ちを一つにする」
「フロント、現場、ファンの皆さんが一つになって戦う」
と言う意味のようです

しかしながら、日本シリーズが終わると、有力選手の移籍話が飛び交っています
今年は「和」を持って、一丸となって戦ったけど、
①来年はどうなるんだろう
②一丸となったチームも分れてしまう
ということでは、なんだか「和」という言葉の持つ意味がイメージできてきません

特に、企業組織のようなところでは、「来年も『和』に磨きをかけて。。。。」と言いたいところです

こう考えてみると「和」って何だったんでしょうね
ロッテは、日本シリーズで優勝しました
この原動力は、多分

和 = 納得できる

と言うことだったのかもしれません

チームには、最高の実績のある選手ばかりではなかったはずです
でも、チーム一丸となって戦ったのでしょうね

この一丸力の源泉は、「メンバーの一人一人が納得して戦った」と言うことではないでしょうか
仕事をやっていく時に、納得できないことがあったら、やはり不本意ですし、力も出ません


企業の人材研修などで「和」とか「チームワーク」を強調されても、具体的にはなかなか理解できないものです

①リーダーたるもの、メンバーを納得させること
②メンバーたるもの、自らの役割を納得して行うこと

これこそが、力の源泉かもしれません

すこし前に、
「『和』の理論 (和の基本は競争にある)」などと言う記事を書きました
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-10-13-1

読み比べてみてください




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0