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ちょっと気の利く 年末の挨拶回り [裏づけのない経営学]

師走です。

年末のあいさつ回りにご多忙なみなさんも多いこととご拝察します。
数日後には、「新年の挨拶回り」をしなければいけないのに。。。。。。です。

〇年末のあいさつだからということで好意的に受け取ってもらえる先
〇年末の忙しい時に時間を取られたくないと思っている先
等々いろいろです。

特に、肩書のある方々が、ここぞとばかり動き回られるのもこの時期です。
中には、
①年末にだけ来る。。。。。。
②儀礼的なあいさつは不要
と、不快に思っていらっしゃる お取引先が多いのも事実です。

年の瀬を越えるための通過点(儀式)と言うことで、年末の挨拶をしないと機嫌の悪いお取引先もあります。

せっかくの挨拶回りです。
少し気の利くことを考えてみましょう。

1.「この一年お世話になりました」と言うのなら

①どんなことにお世話になったのか
・・・・・こんなことがうれしかった(助かった)
②お取引上の課題はなにか
③来年期待すること
を整理して、それなりに言葉として伝えましょう。

2.「来年もよろしく」と言うのなら

①何をどのように期待するのか
②そのためのハードル(克服しなければいけない障害)はなにか
と言うことを伝える絶好の機会です。

3.ご挨拶ですから、人に会うチャンスです。

①普段会えない人に、会うことができます。
・・・・・特に、大きなビジネスには「取締役会の議決」が要りますから、普段、ご挨拶をしていない取締役の人にもご挨拶をしておきましょう。
②普段会えない人を、担当者に紹介するタイミングです。

4.お土産を持っていきましょう(年末のあいさつは顔見世ではありません)

①社内的にポストの上の者があいさつに来ただけなら相手に見透かされます。
②相手にもメリットが必要です。
(たとえば)
・先方の社長さんが忘年会や新年会でご挨拶されるネタをお持ちしておきましょう。
・・・・・ペーパーにしておくと喜ばれます。
・来年のビジネスにつながるヒントや材料をサジェスチョン(ほのめかし)をしておきましょう。
等々

5.お土産を貰って帰りましょう。

①自社の担当者の仕事ぶりを垣間見るチャンスです。
・・・・なぜ成績がいいのか、なぜ成績が悪いのか 見えてきます。
②先方の事業計画を盗むチャンスです。
(たとえば)
・新商品・新規事業・設備投資等の情報を先取りする。
・周年行事がある。
・役員の交代がある。
・後継者のほのめかしがある。
・どんな人たちが出入りしているのか
・・・・・その方々へのもてなし振りはどうか。。。。
等々

たかが年末あいさつです。
しかし、ビジネスのチャンスの入口です。

もし、時間がないのなら、後日再訪するリストをこの時に作りこんでおくのです。


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