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「鹿沼クレーン車事故」と「地方議会選挙」 [少し政治的な話を。。。。]

先日、とても悲しい事故が起きました。
栃木県鹿沼市のクレーン車の暴走事故です。
たくさんの夢を持った子供さんのことや親御さんのことを考えたらただただやるせない気持ちです。


事故を報じるテレビのニュースで気になることを言っていたのが今でも耳に残っています。


①あの事故の起きた歩道は、校長先生が交通指導に立ち会うような道路だった
②歩道にガードレールを設置してほしいと要望中であった

と言うことです。

ガードレールがあったからといってあの事故が起きなかった、あるいは防げた というわけではないかもしれません

ただ、
①皆さんの暮らしの中のご要望にお応えする
②皆さんの「安全・安心」を考えたい
③「どんな小さなことでも言ってください」
などと、選挙の時には声高におっしゃっていらっしゃる地方議会の議員先生はお気づきにならなかったのでしょうか?

似たような話は、日本全国いたるところにあるものです。
小生の住む東京のある区の場合を申し上げましょう。
区長や区議会議員の方々がどのようなお仕事をなさっているのか存じ上げないのです。

今度の選挙には本当に困りました。

区長には、複数の新人が立候補なさっています。
区会議員にも、多数の方々が立候補なさっています。

小生のように、昼間は仕事で別の区で生活している「定時制区民」にとっては、何もわかりません。
「選挙公報」を見ても、何も伝わってきません。


「地元の学童が通う通学路のガードレールの必要性すら理解できないような方々に、どんな仕事ができるのだろうか!?」
とため息が出てしまいそうです。


今度の選挙は、
①棄権しようか
②候補者の名前ではなく、「やってほしいこと」でも書いた方がいいのか
③なんとか誰かの名前を書くのか
などと、今なお躊躇しています。

正直言って、だれ一人存じ上げないのです。


ただ、思っていることは、
①道路のセットバックを監視してくれる人
②公務員の報酬にメスを入れてくれる人
そんなことをやってくれそうな人を応援しようかと思っています。

そんな細かなことにこだわらなくてもいいではないか!とお叱りを頂くかもしれませんが、

セットバックと言うのは、「土地に接する道路の幅員が4m満たない時に、道路の中心から2m後退して建物を建築する」ことを言います。
道路の拡張工事などをしなくても街中の道路を広げることができる政策です。建築基準法で定めてあるルールです。

私の住む区は、タクシーの運転手さんでもイヤがるほど、住宅街の道路が狭いので有名です。
計画道路の延長線上に住宅があるところもあり、「広い道路が突然行き止まり」と言う光景にも数多く出くわします。
今のままでは、救急車や消防車などの緊急車両が通行できないところもかなりあります。

こういうことにきちんと目が行く方を区長や議員に選びたいものです。

と同時に、仕事量や手厚い福利厚生に比べれば高い給与の「公務員の報酬体系」にメスを入れ改善していただける方を選びたいものです。


区長や区議会議員選挙レベルでは、「天下国家を論じる」ような方は不要です。
きめの細かい行政テーマを発見し行動に移せる方を選びたいものです。




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