SSブログ

ヒラ社員の仕事術① : 「知識」と「知恵」と「着眼点」と。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

このブログでは、経営のトップに求められるようなことは、それ相応に書いてきました。

では、平(ヒラ)社員なら何が求められるのでしょうか・・・・
特に、「それなりの平(ヒラ)社員」として評価されるものは何なのか
そういう議論はあまりなされないようです。


「それなりのヒラ社員」というのは「部下にしたい社員」と考えてみましょう。
上司を追い越すほどの優秀な社員も必要ですが、多くの組織では、「それなりのヒラ社員」も必要です。


こんな社員に求められるものは、

1.知識 (情報)

やはり
①知識のない部下
②勉強しない部下(知識欲のない部下)
を持つと疲れます。

一から十まで、確認とチェックの連続です。
こういう部下を持つと、「単純作業以外は任せられない」などとおっしゃる上司も多いのではないでしょうか


2.知恵 (工夫)

やはり、部下には工夫をしてほしいものです。
①何度も同じ失敗をする。
②重要でもない仕事に拘る。
部下と言うのは困りものです。

少しでいいから、仕事のやり方を工夫してもらいたいものです。
「工夫・改善しなければいけない」とわかるようなら平(ヒラ)社員のままでいない!

と開き直る方もいらっしゃるかもしれないですが、日々、改善に向けた反省(現状分析)も必要です。


3.着眼点 (切り口の発見)

できない社員と言うのは、実は「発見」が少ないのです

ややもすると、効率的という理由で「手を抜こう」としたがります。
手を抜かずに、「基本に忠実」に取り組んでいると、理にかなった仕事のやり方を発見することができます。

「気が利かないやつ」とため息をつきたくなることもあります。
「それくらい気付きなよ」と思うこともあります。


「裸の王様」に出てくる子供のように、あるがままを素直に受け止めて行くことも必要です。
そうすると「歴史や伝統」が語り継いできた仕事のやり方が見えてくることがあります。
そのうえで「何が理にかなっているのか」と考えて行けば仕事のやり方も変わってくるものです。

今年の流行語大賞(候補)の「想定外」と言うのは、ある程度想定することができる人が使う言葉です。

「深く考えない」「無頓着」と言う評価をもらわないように、何かを気に留めておくことも必要です。


こんな風に仕事をやっていると、
「私はヒラ社員じゃなくなる」とか「出世してしまう」などと心配なさる方がいらっしゃるとしたら
経営者の狙いどおりです。

「偉大なヒラ社員」の誕生です。


でも、これくらいできないと、「ヒラ社員」の立場さえ危うくなるということを肝に銘じてください。



「報連相」とか「リーダーシップ」とか「スピード感(仕事が早い)」等々、研修ではいろいろ言われますが、
「頼もしいヒラ社員」であるためには、
①知識
②知恵
③着眼
と言った「ヒラ社員らしい要求水準」も必要なのです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0