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6億円強奪事件の不思議(なぜ郵便局は。。。) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日起こった6億円強奪事件(23年5月)の犯人が逮捕されています。
警察の皆様には頭が下がります。

東日本大震災の陰であまり大きくは採り上げていませんが、不思議な事件です。

新聞報道等でしか知り得ていませんが、金融機関に勤めている、あるいは金融機関に勤めた経験のある皆さんなら、一様に「なぜ?」と首を捻ってしまうような事件です。

一番のポイントは、
「なぜ、(失礼ながら)この程度の警備保障会社に現金の管理を任せていたか!」
と言うことです。

報道に寄る限りの情報にすぎませんが、
①過去にも事故歴のある警備保障会社であったこと
②当日の杜撰な保管状況は、この事件当日に限ったことではないこと
を合わせ考えたら、とても金融機関が、業務を委託するような業者さんではないようです。

普通なら、書類審査でアウトです。

「ここしか業者がなかった」と言うこともないはずです。
不思議な事件です。

銀行のような金融機関では、現金の輸送はつきものですが、
①かなり信頼度の高い業者に限定して委託されている
②現金輸送ルートは、「当日の朝決まる」くらいに厳格なものです
③現金管理は複数の者が行い、鍵も複数の者が持っていて、一人では金庫は開かない

と言うのが一般的かと思います。
「保険に入っているから損失はない」と言うようなものでもありません。

お金を預けていた郵便局の事情説明が聞きたいものです。
日本郵政そのものの考え方も聞いてみたいものです

まさか。。。。他の郵便局もこの程度の現金管理ではないのでしょうね


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