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海江田経産相の涙の理由(わけ) [鈍感日本人への警鐘]

昨日(2011.7.29)のニュースで海江田経産省の国会答弁の様子を放映していました。

あろうことか彼は泣いているのです。
涙が流れているだけではなく、手を目元にやっています。

こんなことは、ひょっとしたら国会史上初めてのことかもしれません。
(少なくとも見たことがありません)

「末は博士か大臣か!」と言われた時代がありましたが、その大臣が「答弁」中に涙を流していらっしゃるのです。


では、なぜ彼は涙を流していらっしゃったのでしょうか。。。。。。

1.自分の姿に情けなかった

何で自分はこんなバカバカしい状況に置かれているのか!?

という気持ちです。
(人間として情けなく・・・・・これでは、総理後継からも外れてしまう。)


2.菅総理のちぐはぐな対応に振り回されている悔しさ

巷間(というかマスコミ報道レベルですが)言われていることを想像すると、
①手柄は菅さんが取り、マイナスなことは人にやらせると言う仕事ぶり
②朝令暮改できな発言
③何の相談もない菅総理発言

から菅総理に憎しみをもっていらっしゃるはずです


3.部下である経産省機構・官僚組織のどうしようもなさ

政治主導、官僚機構を何とかしなければ・・・・・というのが民主党の基本的な考えだったはずです。
しかし実際に霞が関の建物の中に入ってみると、
①官僚組織の一枚岩の強さ
②外から来た大臣の無能力・骨抜き権限
には、ほとほとあきれてしまわれたのではないでしょうか?

件の保安院の偉い人経験者が経産省の次官をやっている組織です。
天下りの権益を維持したい人たちの集まりです。

いつ辞めるかわからないような大臣なんて無能です。
せめて知恵者が大臣の側にいて、大臣を頂点とする、合理的かつ日本の国益を思う政策・対応案を出してくれないものか!と思いになっているはずです。

おそらく、海江田経産省の涙の理由(わけ)は、自分を無視した官僚機構にあるのではないでしょうか。
本当の情報を与えられず、梯子を外されっぱなしの大臣のはずです。


もし菅総理との呼吸の悪さ、あるいは菅総理の対応の悪さを憂うのなら、即刻辞任なさると思います。
即刻辞任をなさったら、菅総理の退陣の日は速いはずです。
まさか、官僚組織にバカにされて辞めるなどとは言えないでしょうから。。。。


「マスコミの報道をどこまで信じていいのかよくわからない」と思ってしまうのは小生だけでしょうか。。。。





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