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「サラリーマン・OLのダメだし15か条」・・・・・だからあなたの評価は低い [裏づけのない経営学]

明日から12月です。
12月と言えばボーナスの季節です。

この話は職人さんや芸術家の話ではなく、またスーパーエリートの話でもありません。
あなたのような普通のサラリーマンあるいはOLのみなさんのお話です。


そもそもボーナスは、業績の反映です。チーム全体の業績とあなたの貢献度に対しての「ボーナス」という特別の報酬なのです。
「臨給=臨時給与」などと粋がっていらっしゃる方もあるかもしれませんが、されどボーナスなのです。


ボーナスは
①業績
②勤務態度
等の組み合わせで評価が形作られます。

強いて言えば、同期あるいは同資格の人とのバランスを図るという調整があるくらいです。

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さてさて、評価の低かったあなたに、「だからあなたの評価は低い」という謎解きをしてみましょう。


その1 気が利かない あるいは 気働きができない。

サラリーマンというのは、チームで仕事をしています。
「気を利かせる」とか「気働きができない」ことで減点されることがあります。
ちょっとした気配り、思いやりです。

「それって何?」「どんなこと?」というあなた、だから気が利かないのです。
そういう人というのは、まわりの人をイライラしてさせてしまうのです。


その2 理解力が乏しい。

何を言っても、何を読んでもなかなかわかってもらえない人がいらっしゃいます。
そういう方は、本当はこの仕事が向かないのです。
いろいろ考える前に、転職をお勧めします。
他の仕事でこそ、あなたの才能が活かせるかもしれません。


その3 上司の立場を理解していない。(上司を立てない)

確かにあなたよりも出来が悪い上司というのはいます。
ただ、彼こそが第一次評価者なのです。
彼をないがしろにするのではなく、「君がいるから助かる」と思わせておくのです。
そのうち人事異動もあるものです。

「上司の出世は部下の出世」という言葉もあります。
上司に出世していただくことこそ、あなたの評価が高まる秘訣です。


その4 「私は悪くない」と言って謝らない。

交通事故を思い起こしてください。
どんなに交通ルールを守っていても、事故は起きてしまいます。
つまり事故を誘発するような行動を起こしていることもままあるものです。
あなたの配慮が大きな事故を起こさずに済むことがあったのではないでしょうか。。。。。

「私はちゃんとやっている」という言い方をする方もいらっしゃいます。


その5 クールと淡白を勘違いしている

時々、淡白な仕事ぶりの方を見かけます。
少しは「余計なお世話」とか「お手伝い」をしてあげてもいいではないでしょうか
自ら自然体で行動を起こす「気働き」と微妙に違うのは、「ダメを押す」的に行動することをしない人のことを淡白と言います。

こういう人に限って、トラブルが起きると「たら」とか「れば」と後悔するタイプです。


その6  仕事の取りかかりが遅い

仕事のスピードのことを言ってるのではありません。
仕事の取りかかりが遅い人のことです。
「今できることを後回しにする」タイプの人です。
「今日できることを明日まで延ばすな Don’t put off till tomorrow what you can do today」という言葉もありました。

上司から見れば、「すぐやれよ!」と言いたくなることがあります。
「優柔不断」なやつ、「早く決めろよ!」「ぐずぐずするなよ」ということもよくあります。
てきぱきと仕事にとりかかることも必要です。

あたかも「夏休みの宿題を夏休みの終盤にする」ような人のことです。
あるいは、「朝からいいお天気なのに、午後からお洗濯をする」ような方です。

なお、「仕事がのろい」というタイプもありますが、ウサギとカメよろしく個人差もありますから、その点はほかのこと(たとえば正確性など)でカバーできるケースがあると思います。


その7 計画性がない

思いつきで行動するタイプです。
アーティストではないのですから、企業組織では、堅実・着実に仕事を進めてほしいものです。
・業績達成の計画
・ターゲットの攻略計画
・行動計画
等々
そんなに厳密でなくてもいいのですが、体系的・計画的に行動して、自分の働きぶりをわかりやすくすることです。


その8 あたかもお役所仕事

「応用が利かない」とか「工夫が足りない」と言います。
「そこまで言わないと分からないのか!」と上司を憤慨させてしまうこともあります。
臨機応変な対応ということもあります。


その9 ルールを守らない

臨機応変とか自由裁量という耳にやさしい言葉を好む傾向の人がいますが、最低限のルールを守らない人はチームの仕事には不向きです。
自分の都合のいいように手を抜く人もかなりいます。

ビジネスにはお金がつきものです。お金のルールもご存知でしょうか?
無駄遣い、公私混同等々ビジネスのルールの基本に無頓着ではありませんか?

確かに「無駄なルール」も数多く存在しますが、そのことと「手抜き」は別の問題です。



その10 報告をしない

なかには
①進捗の度合い
②トラブルの状況
③反応
等々に無口な人がいます。

チームで仕事をする以上は、「ともに歩む」ということが基本です。


その11 次の人の仕事(工程)を理解していない

サラリーマンは一人で仕事が完結することはありません。
前工程、次工程などへの気配りも必要です。

たとえば、一塁へ悪送球を投げておきながら、「取り損なった一塁手が悪い」というかの如しです。

休暇の取り方ですら「何おかいわんや」です。


その12  お客様のことが眼中にない

どんなに自分の正当性を主張しても、お客さまに否定されたら意味がありません。
業績など上向くはずがありません、

「お客様は神様」なのです。


その13  暗い

ビジネスの世界では、やはり「さわやか」でなければいけません。
見るからに「暗い」とか「不潔」と思われてしまうような人は使いにくいものです。
また、お客様、同僚からも距離を置かれてしまいます。


その14 整理整頓が悪い

机の上が汚い人が良くあります。
書類がなくなったり、どこに仕舞ったかわからないというような時、必ず疑われるタイプです。
はたから見ていても、あるいはチームそのもののリズムまで悪くなってしまいます。
「かたずけが悪い」とも言います。


その15 「働いてあげている」と思っている

「お給料はだれからもらっているのか!」ということがよくわかっていない人も多いようです。
ご不満なら退職して、別の仕事をなさることをお勧めします。

1時間のお昼休憩時間であっても、58分しか休まないような工夫はできますか?

私の部下には、昼休憩前にトイレに行き、昼休憩後に歯磨きをするのを当然だと思っている方もいます。


すごい偏見だと思もっていただいてかまいません。
なぜなら、あなたは私の部下ではないのですから。。。。





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文化芸術 DVD

この話は職人さんや芸術家の話ではなく、またスーパーエリートの話でもありません。
by 文化芸術 DVD (2011-11-30 15:57) 

あなたの部下では無い通りすがり

私は経営者と労働者は単なる労働契約であって「給料を払っている」「働いている」の関係でしか無いと思っています。
経営者はその労働者の働きを評価して給料を決め、
労働者はその給料に不満があれば辞めればいい。

なので、私は 「働いてあげている」という思いも、「働かさせて頂いている」という思いも両方共歪んでいると思っています。
労働契約は双方が合意して結ばれているはずなのに
後になると一方がお願いし、もう一方が了承したという図式になる
何とも笑える話ですね。

これは私個人の価値観であって他者に強制するものでもないですし
各個人毎に価値観は違うからこそ人間ってのは面白いとも思いますけどね。
ですのでこのコメントも変な人間もいるもんだくらいに思っておいてください。
なぜなら、あなたはわたしではないのですから。。。。
by あなたの部下では無い通りすがり (2011-12-04 04:53) 

beni_ha

敢えてコメントをさせてください。

なるほどこういう考え方もあるのだと思いました。
そういう意味では小生などは、時代遅れのサラリーマンかもしれません。

「契約」という言葉を聞いて、「プロ野球なんかがそうなのかも」と思い浮かびました。
成績がすべて、個人成績はもとより、チームが優勝するかどうかで大きく評価が分かれてくるかもしれません。
そんな風に言いながらも、観客動員数が評価のキーワードだったりします。

もし、小生が「契約」を前面に出して仕事をしていたのなら、とっくの昔に首になっていたでしょう。

たぶん、日本企業もグローバル化の進展等などの要因で、就職することが「契約」的になってくるのだと思います。

べに







by beni_ha (2011-12-04 21:29) 

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