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「休眠預金」よりも「失効保険の解約返戻金」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

「休眠預金」というのがにわかに脚光を浴びてきました。

金融機関では、最後の取引(出し入れ)終了後、10年後までお金の出入りのない(放置された)預金口座を「休眠預金」と呼んでいます。
その後は事務の「雑役」処理しています。
しかしながら、預金じゃなくなった後でも預金者が通帳等を持参して引き出しを求めたら、事項を援用することなく払い出しに応じています。


最近のニュースでは、この休眠預金を国が活用することとを検討するとか。。。。。。


どこかの国で、NPOとかの財源にされてるとかで、日本でも同様の取扱いを求めている人たちがいるようです。


うーん。。。。。

実は、結構引き出しにいらっしゃる方もいるのです。
ひょんなことから「預金通帳」が出てきたり、暇になって平日銀行に行ける時間があったり、以前住んでいた地方に旅したりとか。。。。。。


休眠預金よりも先に手を付けたほうが良いものもあります。

生命保険などの失効保険の解約返戻金です。

保険は2か月分支払いが遅れると失効してしまう(効力がなくなる)ようです。
復活の方法もないわけではありませんが、2~3年もたつと保険会社の雑役になってしまうようです。

請求があれば返戻に応じているようですが、銀行預金ほどわかりやすいものでもないようです。


こんな経験はございませんか?
銀行の預金通帳は書留で送られてきます。
しかしながら、生命保険証書は普通郵便で送られてきます。

生命保険業界では、「保険証書」の扱いは軽いのです。証書がなくても簡単に解約や給付に応じてもらえます。

推測ですが、簡単に保険契約者が不明になってしまうのです。
証書の重みも預金通帳ほどではありませんから、各家庭でもその存在すら忘れ去られてしまいます。


もし休眠預金の取扱いを議論するなら、失効保険の解約返戻金のほうを先に議論してもらいたいものです。 その金額の規模はよく知りませんが。。。。。。


「どこかの国がやっているから」というだけで浮かれてはいけません。
それなりに事情もあるはずです。。。。


そういえば、「休眠口座」のことを、かつては「睡眠口座」と呼んでいました。。。。


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