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「恥ずかしい」と思う気持ちが品質を向上させる [仕事についてのエトセトラ]

先日のこと、部下の女性と外出したら、彼女が見慣れないバックを持っていました。

「いよいよ彼女もビィトンを持ったのか」

とよく見ると、今では完全に取り残された「ビィトンもどき」のバックでした。
「今でも、こういうバックを持つ人がいたんだ」と少し感動しました。


他の女性に、「どう思う?」と聞いたら、「私は絶対に持たない」と。。。。。
なんでもロッカールームでも話題だとか。

「今の世の中、わざわざ『もどき』を持たなくても、安くて個性的なバックはいくらでもあるし。。。。」という理屈です。
そして、何よりも「恥ずかしい」と。


これって、なかなか意味深です。
このもどきの彼女は、

①仕事の知識はある。
②字は下手。
③文章も下手
④仕事の計画性がない。
⑤相手のレベルが高いと避けて通る。
⑥弱いとみると極端な行動…過剰サービスと弱い者いじめ。

上司の僕がこれほどぼろくそに言ってもなかなか気づかない(変えられない)タイプです。


そこで、この「もどきバック」です。
ふと気づいたのは、「この彼女は『恥ずかしい』という言葉がないのかも」と。

仕事とか生活の中には

「恥ずかしい」とか「悔しい」ということが、「なにくそ!」という気持ちを生み、改善やチャレンジの源泉になっているような気がします。

日本人の良さや強さは、この「恥」とか「悔しい」ということが生んだのではないでしょうか。
島国ですから、敵から身を守るよりも、「狭い世界で競う」、「比べ勝つ」ということだったのです。


日本的な質の高い、いい仕事をしようと思ったら、「恥」を知ることが大切かもしれません。
そこが他国と競い勝つ一つのポイントともいえるかもしれません。
「恥」を知っているからこそ大胆なことが生まれてくるのです。

そういえば、「恥の文化」などと言われた時代もありました。


今。。。。「恥を気にしない」ことが増えてきたのかも。


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