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安全と安心・・・・高速ツアーバスの場合 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

高速ツアーバスの安全情報

参加者に明示 指導

国交省 夏に向け緊急対策案

(日本経済新聞2012.6.7)


毎日たくさんのニュースが流される中、昨日の新聞の朝刊にさりげなくこんな記事が載っていました。

記事によれば、
高速ツアーバス事故の再発防止を協議する国土交通省の検討チームは6日、ツアーを企画する旅行業者などに対し、交代運転手の配置予定を含む安全情報をツアー参加者に明示するよう指導することを決めた。


とのことです。
具体的な内容と言えば、
・運転手の人数
・任意保険の加入の有無
・国交省のホームページでは、業者が提示した情報と運行状況が違う場合に通報できる窓口も設ける。

等々。。。。。



2012年4月29日の早朝、関越自動車道での高速ツアーバスの死傷事故のニュースはまだ新しい記憶のはずですよね。。。。

事故のニュースを聞かれたみなさんはどんなことをお考えになったのでしょうか。。。。。?
「えっ」と思うことや「タラレバ」的なことが多かったのではないでしょうか。

その時の議論は今回の国交省の議論の中に盛り込まれているのでしょうか?
事故の教訓は活かされているのでしょうか!


事故の後のご遺族のお話として、「料金が安いので利用したのではなく、出発時刻が遅かったので利用した」との話もありました。

先ほどグーグルを使って「高速バス 格安 金沢~東京」という言葉で検索してみました。
相変わらず、4,000円前後の夜行バスが中心です。

「このバスの運営会社はどんな企業だろうか?資本金は?財務内容は?業歴は?」
などとお調べになる方はまずいらっしゃらないでしょう!


そういえば「デフレ」「雇用」を何とかしなければ。。。。という話をよく聞きます。
もし、バス代金が倍の8,000円台だったのなら、運転手さんは二人雇えたのでしょうか・・・・・・・
価格が上がり、雇用も確保でき、安全面が強化できるのなら言うことなしのはずです。
それでもやはり4,000円台のほうがいいのでしょうか?

「高速ツアーバス(募集型企画旅行)」と「路線高速バス(路線バス)」の区別など一般利用者にはつきません。
もっと言えば、区別する必要性もよくわかりません。

「羹に懲りてなますを吹く」という言葉はありますが、悲しい出来事がこれ以上生まれないように考えて実行してもらいたいものです。



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