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「要らないもの」は安くても売れない (では売れるものは。。。。?) [感覚的消費論]

週末の日曜日、家の近所のヤマダ電機に行きました。

最近は、道路に車列が並ぶほど混むこともなくなりました。
やはり駐車場は空いていました。

・お天気が不順だったからでしょうか。。。
・夏休み最後の週末で、時間的な余裕もなかったのでしょうか。。。
・夏休みの消費疲れのせいでしょうか。。。。

店内に入っても人は少ないようです。
昨年の人気商品であった扇風機も、まだまだたくさんあります。
何よりも売り場に人がいないのです。

シャープの業績不振報道のせいなのかどうなのかテレビ売り場にはお客さんもいません。


特に買うわけでもないですが、パソコン売り場を覗いてみました。
「安い」です。
なんでも、夏モデルから秋モデルに切り替わる直前であり、「今週が底値かも」との担当の方のご説明です。

しかし、実のところ、わが家は、この1年で、2台もパソコンを買い替えてしまいました。
どんなに安くてももう要りません。
しかも、性能的にも変わり映えがしません。

プリンターも5年以上前のものがまだ健在で、買い替えなければいけないほどのニーズもありません。
最近は、写真をプリントすることも減りましたから、ますます要りません。

テレビ売り場も本当に閑散としています。
エコポイントのおかげで、我が家のテレビはすべて新型です。
これ以上要りませんし、映り具合等々も買い替えを誘うほど不具合でもありません。


実は、「買ってもいいかなぁ!」と思うものがあるのです。
それは、DVDプレーヤーです。
性能に比べずいぶん安くなっています。

でも、結局買いませんでした。
理由はと言えば、やはり大きなおもちゃの域を出ないからです。
売り場のご担当の方の説明を聞いている限りでは欲しくなりません。
わが家は、ケーブルテレビを使っていますので、録画も受像機で間に合います。
安くて性能が良いという理由だけでは、食指が伸びません。

かつてのようにビデオカメラを使うこともなくなりました。

こんな風に考えると、消耗品(電池やプリンターのインク)くらいしか買うものもないかも知れません。

でもでも、もう少し売り方に工夫をしていただければ、DVDプレーヤーは、買ってもいいかな商品の一番目です。


どう使うかと言えば、「かつて撮ったビデオをDVDかHDDに保存しておきたい!」のです。

捨てきれなくて邪魔物になっているものの典型が、かつて撮影したビデオテープです。
おそらく撮影や録画した人でさえその存在を忘れてしまうほどの代物です。

持ち主がこの世を去れば、わけなく捨ててしまわれるものの一つでもあります。

しかし生きている間は捨てきれないのです。


もはや、アナログのビデオ機器もこの世からなくなりつつあります。
もし、電気屋さんの、DVDレコーダーの売り場に、ビデオを保存する方法を教えてくれるコーナーがあったら、
・このDVDレコーダー
・配線部品
・外付けHDD
・ブルーレイデスク
などなどを買い求める人も増えてくるのではないでしょうか!

熟年になったお父さんたちは、「子孫に記録を残しておかなくちゃ!」と不安なはずです。
運動会の季節のこの時期には、回顧と郷愁に酔っていらっしゃる方も多いはずです。
そういう意味では、今が旬です。


たぶん簡単に保存できるはずですが、
①映像が劣化していたらどうしよう。
②肝心のビデオレコーダがない!
と言った悩みもあるはずです。

家庭に眠る古いビデオレコーダーをタダ同然で買い上げて、貸し出してもいいじゃないですか
その代りDVDレコーダセットに買い替えてもらうのです。

価格の安さばかりが「売り文句」ではなく「どう使うのか」を提案したら売れるものもまだまだあるはずです。

DVD経由の映像も見せてほしいものです。

たぶん、要らないものは売れるはずがありません
しかし必要だと思ったら買いたい!と思ってしまう人たちはまだまだ多いはずです



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