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景気はいいのか悪いのか⇒危機意識はどこへ? [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

「景気がいいのか悪いのかさっぱりわからない」といったら叱られますでしょうか?

高度経済成長時代やバブルの時代を知る人から見れば、「あの頃はすごかった」ということになります。
そういう時代と比べたら、やはり悪いのでしょう。

では、海外を訪ねた人に子細に話を聞けば、「日本は贅沢だ」とも。。。。
・・・・・それほど節約していないし、極短に貧しい人もいないようです。


新聞・テレビなどのマスコミの論調を見たら、決して景気のいい話は書いてありません。


でも、

①海外旅行に行く人の話を聞いたり、昨日(日曜日)の高速道路の渋滞振りをラジオなどの交通情報で聞けば、「皆さん出かけているんだ」と思ってしまいます。


②自動車ディラーや電気屋さんは空いているようです。
9月の決算セールが済んだとはいえ、価格は安いままです。


③株価は低位安定。
④為替は、円高基調。
が続いています。


⑤企業収益はどうかと言えば、中小企業分野では「利益を損金で落とせないか」と税金対策に余念のない企業多いようです。


⑥企業倒産の状況も少ないと伝えられています。
ただ、大企業では、大幅な人員削減話が伝えられています。

かつてのアメリカがそうであったように、とうとう日本も後発国にキャッチアップされ追い越されようとしている分野がたくさんできてしまいました。

かつて、アメリカのスタンフォード大学の売店で聞いた話が蘇ります。
「店の中にはアメリカ製品はないのですが悔しくないのか!?」と聞いた時、彼らは「同じパフォーマンスのものがアメリカで作るよりも安くできるのにどこに問題があるのか」と答えてくれました。

今の日本はまさにそういう状況です。
なかなか日本製を探すのに苦労してしまいます。


⑦銀行の貸出金利を見ても低位安定ですが、貸出増加に繋がっていません。


⑧個人の所得・消費はどうかと言えば、
勤労者の所得は増えそうもありませんが、あまり不満は聞こえてきません。
消費(買い物)は、「なくても困らない」的に抑制的なのは事実です。
でも、多くの方々には、今日明日の生活に不安があるわけでもないようです。

⑨雇用の状況はどうかと言えば、
一度正社員になれば、よほどのことがない限り「大きな不安はない」という人も多いようです。
65歳までの雇用延長も新聞紙面を賑わせています。

⑩ただし、「新卒の学生の就職」に代表されるように、若者の働き場は今までの状況と異なっているようです。
たぶん、選ばなければ働き口はあるのでしょうが、在来型の就職先は間口がずいぶん狭くなっているようです。

はっきり言えば「就職が決まらない」と。。。。。



エコノミストのみなさんは、「デフレが悪い」とおっしゃいますが、ほんの少し前までは「価格破壊」を競ったのも事実です。

「もっと国債を増発して日銀が引き受ければいい」という人もいます。

逆に、「そんなことしたら財政が破綻する」という人もいます。

「円高のほうが輸入物価を抑えられる」という人もいるし、「円安でないと輸出で勝てない」という人もいます。



政治の状況を見ると

民主党のようにバラマキだけの政党もいます。

政治家や政党に論理的な経済政策があるような気がしません。


ふと思い出しました。
「烏合の衆」という言葉を。。。。

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