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「売るばかりのビジネス」・・・・損害保険会社の場合 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

先日、損害保険会社から郵便が届きました。
中を開けると、自動車保険の更新の証書が入っていました。


実は、今月末が自動車保険の更新期日です。
2か月ほど前、保険会社から更新の案内が来ていたので、
気になって保険代理店に電話をしたところ、「今月でしたか?」と。。。。

保険代理店には「前回通りでいいですよ」と電話で伝えたところ、
代理店からは申込書の写しが、保険会社からは「証書」が送られてきた次第なのです。


皆さんもお気づきだと思いますが、今年の10月から自動車保険料は上がっています。
(保険会社によって異なるかもしれないですが。。。。)

私が今回更新した自動車保険の代理店には、手数料が支払われます。
電話1本しただけで、保険料の何%かの手数料を取られるのです。

これなら、インターネットの保険で十分です。

「事故が起きた時安心だから。。。。。」とおっしゃる方に一言。

事故が起きたら代理店は関係ありません。
警察とコールセンターに連絡すればいいのです。

修理はと言えば、保険会社の了解がないとできません。(少なくても個人の場合は)

いろいろと保険会社はお手伝いしていただけるようにみえますが、それは保険料の範囲です。


保険料を上げるのもいいのですが、
①販売方法の合理化
②保険会社の経営合理化
③事故の時の負担割合の見直し
等もセットで行わないといけません。


事故を起こすと、保険料が大幅に上がりますが、それなら、事故や違反の少ないゴールド免許にはもう少し割引があってもいいはずです。

今までは、判例に引きずられて、動いている車の衝突には、必ず双方に責任があるとされてしまいます
判例のあり方も考えていただかないといけません。

死亡事故になるような大事故は、
①車の車種
②運転免許症の種類
③個人、法人の別
など、事故についてのデータも提供してほしいものです。

「儲からないから、保険料を上げる」というのはなんか違うような気もします。

因みに、今回の自動車保険の更新は、電話一本で行われ、署名も押印もしていません。
約款はと言えば、WEBで見てくださいと書いてありました。



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コメント 2

IKA

損保代理店として辛い内容ですね。
電話だけで済ませる代理店もいかがなものかとは思いますが、実際のところbeni haさんの書いていることは一般的には正しいです。
私は損害課やコールセンターの人間は保険会社の都合で動く人間だと思っていますので、代理店としてお客様の味方でいるように心がけています。そのためには図書館に行って有利な判例を見つけてきたりもしますし、お客様と打ち合わせて多少の嘘も保険会社につくなどしますが、簡単な事故なら出番はないです。
そして実際のところ、交通事故を起こすお客様はそんなにいらっしゃいません。さらにここ3年間、自動車保険は毎年値上げをしています。そうなると安いネット系損保に流れていくお客様がいらっしゃるのも仕方が無いと思います。
保険料が高い原因はいろいろです。2006年の不払い問題による保険金増、景気悪化による投資益減、車両の高額化、治療期間の長期化などなど。保険会社も事務の女性をパート化したり、合併したりと形式的にコストダウンしていますが、ムダが多い体質や全国型社員の高給はあまり変わっていません。
こう考えていくと保険代理店って先のない商売なのかもしれませんね!
by IKA (2012-10-24 01:24) 

beni_ha

保険代理店の読者の方がいらっしゃるのに、少し無神経に書きました。申し訳ありません。

保険代理店のことについて、記事の中で書いてみようかと思います。


by beni_ha (2012-10-24 18:28) 

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