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「スマホ」はそんなに必要なのか? [無駄の効用かやっぱり無駄か]

「スマホ」が日本経済・企業活動の救世主のようにおっしゃる方がいます。
「スマホ」を持っていないと「時代遅れ」のようにおっしゃる人もいます。

東京では、通勤電車の中を見渡すと、半分以上の乗客がスマホとにらめっこです。
道路を歩くときも、横断歩道を渡る時もスマホを見ながらの方が増えました。

異常・異様な光景です。

電車の中はと言えば、
①優先席でもお構いなしにスマホ!
②ホームから電車に乗り込む際も、スマホを見ながらです。
③電車に乗り込むと、「中に詰めてください」というアナウンスもお構いなしに仁王様のように踏ん張っている方々が増えてきました。
④ご使用のスマホの画面を覗き込むと(というか見えてしまうのですが)、ゲームに夢中です。

特にこの光景は女性の方に目立ちます。

さてさて、そんな折も折、ビジネス雑誌:週刊ダイヤモンドの12年12/29-1/5号では、

まだ間に合う! スマホ入門

と題して、
「要らない」「使えない」は通用しない
問答無用の社員全員スマホ時代

と刺激的な見出しが並んでいます。


ある信用金庫の活用例も載っているようですが、本当に有用なのでしょうか?

「セキュリティも万全だ。業務の特性上、直行直帰はないので、業務時間外は会社で保管している。」
この言葉は怪しいものです。
かなり周到な管理の仕組みが必要です。

私なら、スマホではなくパソコンを使います。

さらに言えば、今のビジネスは、「情報管理」「個人情報の管理」には、非常にナーバスです。
ひょっとしたら、「時代の流れに逆行している」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
「情報管理」というのも、企業ビジネスの今日的な大きな流れです。

外回り営業に必要だとしたら、「画面を大きくしてお客様にもよく見えるようにする」ほうが使い勝手ははるかにいいものです。

さらには、テレビのCMで見かける「スマホで外から会議の資料を修正する」などという機能が必要だとも思いません。


スマホの進化を否定するつもりはありませんが、
今回の「週刊ダイヤモンド」の採り上げ方は、なんだか恣意的すぎるような気がします。
少し違うような気がします。

大きなビジネスウエーブとなるものはもっともっと他にあるような気がします。

スマホは道具(ツール)の一つです。
使いこなす側のレベルを高める必要があります。

一日の時間も24時間です。
特に情報が増えたとも思いません。

「使う人たちの気持ち」や「コミュニケーションのあり方」も大切にしてほしいものです。



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