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「50歳代で席を譲られる」という話・・・・読売新聞コラムから [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

人はいったい何歳くらいから「お年寄り」と呼ばれるようになるのでしょうか。。。。
かつては、60歳を超えれば「お年寄り」と呼んでもいいのかなぁ! と漫然と考えていましたが、

・雇用も延長され、60歳過ぎても働く人が増えた。
・有名芸能人を見ても60歳超の人がかなり「普通の人」として活躍している。
・政治家は60歳と言えば若い感じがします。
・60歳くらいでは、まだまだ見かけも若い。


というような状況もあり、60歳くらいではまだまだ「お年寄り」と呼ぶのは失礼かと思う時代になったと思っていました。


この話を読んで、あらためてそんなことを考えさせられてしまいました。

読売新聞(2013年1月5日)の夕刊「よみうり寸評」での話です。

筆者も先日、車内で若い男性から席を譲られる経験を初めてした。50歳を超えた身としては、いささかショックではあったが、若者の優しさに感じ入って「良いこと」として書き留めた


前後の文章は省略していますのでわかりにくいとは思いますが、おそらく、

①電車に乗っていて、若者から席を譲られた。
②自分は50歳を超えた年齢です。
③若者の気持ちを「良いこと」と受け止めたい。

というようなことなのでしょう。。。。

はてさて、この話なんだかおかしくありませんか?

50歳代の方で、席を譲られるというようなことがあるのでしょうか。。。。

たとえば、
①お身体が不自由
②体調・具合が悪そう
③病気のようにひ弱
④すごく老けて見える
⑤姿勢が悪い(⇒よぼよぼの爺さん)

ということが想像されます。

全国紙の1面のコラムを書くレベルの人の表現にしては「ズレている」という気がしてなりません。

おそらく、健常な人であれば、50歳代では、「席を譲りましょう」などと言われるはずがありません。
60歳代でも、なかなか「席を譲りましょう」などと声をかけづらい雰囲気があるものです。

「還暦」と言っても、まだまだ「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばせないぞ!という風潮の中、すごく違和感を感じてしまいました。

もっとも、優先席で足を伸ばして座り、携帯(スマホ)に夢中の若い人たちを日常的に見ていると、50歳くらいの人は十分「お年寄り(老人)」だったのでしょうか。。。。。。





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