「非を認める」ということ [仕事についてのエトセトラ]
4月になれば新年度という企業も多いことと思います。
4月の企業内研修では、いやがおうでも「コンプライアンスの徹底」というお題目が説明されるはずです。
さて、こんなことは間々あることではないでしょうか?
例えば、
「真夜中の山間の田んぼの真ん中の交差点の進行方向の信号が赤だったとします。
そんな時、皆様の中には、『まぁいいか』ということで、赤信号も止まらずにそのまま進入なさる方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。。
結果的には、パトカーにも捕まらず、事故にも遭遇することなく通り過ぎてしまうものです。」
これを持って「コンプライアンス違反」とおっしゃる方は、おそらくいらっしゃらないでしょう。
しかし、事故でも起ころうものなら、「羹に懲りて膾を吹く」的な規制や批判・非難が噴出することもよくあることです。
さて、昨日、部下とお客様との話の中で、「お客様の不利益になる事項を説明していない」ということがわかりました。
部下曰く、「お客様はこのお取引を納得して申し込んでいる」の一点張りで、自分の非を認めようとしません。
本件では、適用になるのかどうかはよくわかりませんが、消費者を相手に取引する場合は、「不利益事実の不告知」(消費者契約法第4条第2項)というのがあります。
法律の適用要件に合致しているかどうかは別として、コンプライアンスの中には、「社内規程・マニュアル・企業倫理・社会貢献の遵守、更に企業リスクの回避」を徹底することが求められています。
コンプライアンスというのは「田んぼの中の真夜中の赤信号」とはわけが違います。
「不利益事項の説明」というのは想定できないことも多いのですが、「そういうことがあるかもしれない」と分かった以上はお客様に説明しなければいけません。
プロを相手にしているのなら「わかっているから」で済むことであっても、一般消費者を相手にしている場合はそういうわけにもいきません。
こういう時の手抜きこそが「苦情」を生み、あとで「たら、れば」と後悔、反省しても遅いのです。
この部下は相応に知識もあるので、「まさか?!」と思うこともあり同情もしたいのですが、なぜだか「非を認めようとしません」。
この部下とは、相応の期間一緒に仕事をしていますが、こういうことも頻繁にあることから気が許せません。
「苦情は生まれるべくして生まれる」
ということもよくあるものです。
部下だけではなく、企業によっては、経営幹部の中にもこういうタイプの方がいらっしゃるのは残念なことです。
4月の企業内研修では、いやがおうでも「コンプライアンスの徹底」というお題目が説明されるはずです。
さて、こんなことは間々あることではないでしょうか?
例えば、
「真夜中の山間の田んぼの真ん中の交差点の進行方向の信号が赤だったとします。
そんな時、皆様の中には、『まぁいいか』ということで、赤信号も止まらずにそのまま進入なさる方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。。
結果的には、パトカーにも捕まらず、事故にも遭遇することなく通り過ぎてしまうものです。」
これを持って「コンプライアンス違反」とおっしゃる方は、おそらくいらっしゃらないでしょう。
しかし、事故でも起ころうものなら、「羹に懲りて膾を吹く」的な規制や批判・非難が噴出することもよくあることです。
さて、昨日、部下とお客様との話の中で、「お客様の不利益になる事項を説明していない」ということがわかりました。
部下曰く、「お客様はこのお取引を納得して申し込んでいる」の一点張りで、自分の非を認めようとしません。
本件では、適用になるのかどうかはよくわかりませんが、消費者を相手に取引する場合は、「不利益事実の不告知」(消費者契約法第4条第2項)というのがあります。
法律の適用要件に合致しているかどうかは別として、コンプライアンスの中には、「社内規程・マニュアル・企業倫理・社会貢献の遵守、更に企業リスクの回避」を徹底することが求められています。
コンプライアンスというのは「田んぼの中の真夜中の赤信号」とはわけが違います。
「不利益事項の説明」というのは想定できないことも多いのですが、「そういうことがあるかもしれない」と分かった以上はお客様に説明しなければいけません。
プロを相手にしているのなら「わかっているから」で済むことであっても、一般消費者を相手にしている場合はそういうわけにもいきません。
こういう時の手抜きこそが「苦情」を生み、あとで「たら、れば」と後悔、反省しても遅いのです。
この部下は相応に知識もあるので、「まさか?!」と思うこともあり同情もしたいのですが、なぜだか「非を認めようとしません」。
この部下とは、相応の期間一緒に仕事をしていますが、こういうことも頻繁にあることから気が許せません。
「苦情は生まれるべくして生まれる」
ということもよくあるものです。
部下だけではなく、企業によっては、経営幹部の中にもこういうタイプの方がいらっしゃるのは残念なことです。
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