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オフィスでの「雑談」のすすめ [仕事についてのエトセトラ]

仕事場で「雑談」をすることを忌み嫌う方も多いようですが、私は、行く先々の職場で雑談をすることを容認しています。

もっと言えば、私自身がその主人公であったりします。


しかめっ面でいつも堅い話ばかりしていても、仕事は楽しくありません。

「報連相」といったところで、軍隊のように実直にできるものでもありません。

「勉強会」「研修」といったところで、そんなに時間も取れるわけでもありません。

そこで「雑談」です。


さすがにオフィスでの雑談ですから、なんだかんだと言いながら、

①仕事上の進め方や知識確認の話題

②お客様の話題

③他社の話題

④マーケットの話題

⑤社会的な話題

等々、節度のある雑談になってしまいますから不思議です。


今の部門に着任したときに気になったのは、
部下のみなさんの「話べた」ということです。

電話や応答・応対が機械的なのです。
しかも決してうまいというレベルでもありません。

(実はその点については、何度もお客様からお小言をいただきました。)


手前みそですが、あるいは気のせいでしょうが、最近は、

①部下の電話が上手くなった。

②普段は口も聞かなかった隣席の同僚が「これってこうだっけ?」と話し合いを始めた。

③不平不満をさりげなく言い合うようになった。

ということに気づかされます。


私は私で、部下の皆さんが、

①どんなことを考え

②どんな生活をしているのか

といったようなことをさりげなく入手しています。


かつての先輩には、「天井から流れ出るバックグランドミュージック(BGM)をうるさい!」と八つ当たりしていた人がいましたが、直接、あるいは頻繁にお客様に向き合うことのない職場なら、一度にいくつかの音や声を聴き、「ながら」で仕事をするのも一つの才能です。

夢中で仕事をしていても、電話も鳴れば、上司に呼び止められたりもするのです。


中小規模のオフィス(事務所)をお訪ねすると、業績のいい会社の多くが、ほのぼのとした雰囲気を持っています。
その源泉は、雑談かもしれません。


もっとも、

職人さん、研究者、銀行のテラー、運転手さん等々が身内の雑談に没頭しているようではいただけません。

彼らこそ一意専心的に仕事に没頭する必要があるのかもしれません。

仕事にもTPOはあるのですから。。。。。。


そして、気をつけたいのは、来客や電話口に笑い声が聞こえるようなものはいかがかとは思います。

そういえば、
よく行くファストファッションの有名店の店員さん同士が雑談していました。
よく行くヨーロッパの家具・雑貨のお店の店員さんも雑談をしていました。

この二つのお店では今まで決して見られなかった光景です。
お客様が少なかったわけではありません。

なんとなくバカにされたような気分になってしまうから不思議です。

こんなことが企業綻びのきっかけになっていたりするものです。。。。




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