「副」がつく役職の皆様

頭に「副」がつく役職のことがこのところ話題になっています。。。。。

まず、「副支店長」

これはＴＢＳテレビのドラマ「半澤直樹」の中に出てきました。

支店長のイエスマンだったような記憶があります。


次に、〇〇銀行の「副頭取」

何故、頭取が出てこないんだ！とお感じになった方も多かったと思います。



そして、伊豆大島の「副町長」

出張中の町長に変わり留守を守るはずが、副町長もご出張だったとか。。。。。


さてさて、組織の中に見られるこの「副」という役職の皆さんは「どういう役回り」の方々なのでしょうか？




たとえば、

①「番頭さん」なのでしょうか？

「番頭さん」は、実務に精通し、トップの腹心として影に日向に活躍されていらっしゃる方の印象があります。
「清濁併せ呑む」というような言葉も似あったりします。


③「Ｎｏ２」という意味なのでしょうか？

でも、トップの方の存在感が大きいと霞んでしまいます。


③「トップの代理」ということなのでしょうか？

これなら少し安っぽくないですか。。。。。

「◇◇式」などにお見えになり、ご挨拶の際、「本来なら〇〇長が参るところですが、公務のために出席がかなわず『〇〇文』を預かってきましたので代読いたします。」的なご挨拶をなさるかたでしょうか？


④次の「トップ候補」ということなのでしょうか？

「トップ見習い」として「副」がついていたりするもんでしょうか。。。。

でもでも、トップが退任なさると「副」の方もセットで退任されることもよくありますので、必ずしも「次のトップ候補」というわけでもないようです。



私が考えますには、「副」がつく方の「最大のお立場」というのは、

トップに「事故ある（支障ある）」時に、トップの名代としてリーダーシップを発揮する

ということだと思います。



「副」を選ぶ人も「副」になる人も、そういうことをお考えになっていらっしゃるのでしょうか。。。。！


町長と副町長が同じ時期に「出張でいなかった」ということの重みを考えていただきたいものです。

各組織しかりです。