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新しき年の始めの いや重け吉事 [小さな親切、余計なお世話]

新しき(あらたしき) 年の始めの 初春の

今日降る雪の いや重け吉事(いやしけよごと)

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新年を迎えるたびにこの歌が去来します。

万葉集の編者である大伴家持(おおとものやかもち)が、因幡の国庁で詠んだとされる歌です。
万葉集の最後の巻二十 四五一六として集録されています。


因幡の國の国司として左遷され、「新年を迎え、今降っている雪のように いいことが積もり重なってほしいな」
という意味だと言われています。

当時も因幡の國は辺境の地だったのでしょうか。。。。
でも、詩情育むいい土地柄だったのでしょう。


この歌に初めて触れたのが高校生の夏休みでした。
犬養孝先生の朗読による「万葉のいぶき」というラジオの番組(NHK)があったのです。

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この時、すっかり万葉集に魅了されてしまいました。
大学生になって、「因幡の国庁」跡を訪ねてみました。


2014年 皆様に いや重け吉事!!


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