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保険の見直しと入り方(損害保険) [保険の話]

「損害保険」の典型的なものは、自動車保険と火災保険があります。

「損害保険」というのは「被害」に対して支払われる保険です。
たとえば、火災保険なら、火事にあった家の持ち主に、自動車保険なら自動車事故の被害者に支払われる保険です。

比較的わかりやすい「自動車保険」の話からしましょう。

「わたしは事故など起こさない」などと自己流のことは言わないで、車を持っている人なら、必ず「自動車保険」に入りましょう。
「自賠責」という強制保険はありますが、やはりこれだけでは少なすぎます。

自動車事故は、想像を超えた金額になるようです。
また、自分は絶対悪くないと言い切るのもなかなか今の裁判制度では難しいものがあります。

事故に遭った被害者の立場で考えたら、死亡事故などでは「お金では変えられない」ものを敢えてお金で解決しなければいけません
相手の自動車を壊したり、道路や建物を壊した場合も相当の賠償が必要です。
特に鉄道事故を引き起こした時に金額の大きさは想定外です

したがって、「対人賠償」「対物賠償」の金額は、いわゆる「無制限」としておくことが必要です

後の特約は、必要性と予算を見ながら考えましょう。

最近の自動車保険はとても高額になりました。

損害保険の代理店さんのセールストークに「事故が起きたときの面倒見が良い」というのがありますが、私の経験では関係ないように思います。損害保険会社のコールセンターに電話を入れておけばいろいろと指示もしてくれます。
また、「保険会社と交渉できる」と言っても、「相手もあり、ルールもあります」からそうそう交渉で弾力的になるものでもないでしょう
自分で手間暇をかけるのをいといさえしなければ、いわゆる「ネット」で申し込めば十分だと思います

WEBサイトを見ていると、今まで代理店任せにしていてよくわからなかったことまでわかってくるというメリットまであります
なんといっても1年間の走行距離によって保険料が違うのでわかりやすいです。
保険の継続の案内が届いたら、それを見ながらネットで自動車保険の見積もりをしてみるとよくわかります。

なお私は「弁護士費用特約」をつけていたことから、タクシー会社と裁判で争いたいへん助けてもらいました。
タクシーとかレンタカーとぶつかると手ごわいと言われています。
こういう時の弁護士さんは保険会社さんに紹介してもらうことができます。

一方、火災保険」は代理店でご契約なさることをお薦めいたします
なぜかというと、構造とか付属設備のこととか、素人ではよくわからないからです

ただ、保険金の金額設定については注意しましょう。
つまり、
時価(じか)=現在の家の価値 とするのか
新価(しんか)=新しく家を建てる時の費用 とするのか
よく考えておいてください。
時価か新価かは保険代理店に必ず確認されたほうがいいと思います

「時価」で保険金額を設定していると、もし全焼しても「新しい家は建たない」ということになります。

そうは言っても「保険料を抑えたい」というのは本音です。
そういう人は、1年更新型ではなく5年更新等の長期契約になさることをお薦めします。
「家」については、そうそう価値が変わるものでもないので、長期契約がお得かもしれません


それから、最近脚光を浴びてきた保険に「賠償保険」というのがあります。
例としてわかりやすいのは、
・自転車をぶつけた相手がけがをして、損害賠償を請求された(最近はかなり高額になるようです)。
・誰かの持ち物を壊したので弁償しなければいけない。
という時の賠償保険です。

この「賠償保険」は、火災保険や自動車保険に特約でつけることもできますし、探せば月額数百円で単独の保険に入ることもできます。

この「賠償保険(特約)」のいいのは、家族型があり、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子などが引き起こした賠償事故もカバーしてくれることです。


保険の更新の案内が来たら、そういう特約条項もよくチェックなさることをお薦めします。


費用は押さえたいけど「保険事故」が起きたら大変 というのが、保険を考える時のキーワードです



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