都知事選挙：「東京の街からカラスを減らす」というような候補者がいい

いよいよ都知事選挙です。

東京に住んでいる私にはとても身近な選挙ですが、今現在「知事が不在」でも困っていないのも実情です。

特に「東京は公務員組織がしっかりしている」らしいので、ある意味「だれがなってもそう大きくは変わらない」ということも言えます。
ただ、行政課題の優先順位を間違えたり、言葉ほどには効果のよくわからないことに注力なさる方はノーサンキュです。


石原慎太郎さんが最初に知事になられたとき、「東京の街からカラスを減らす」というのも公約の一つでした。

「そんな細かなことを。。。。。」と最初は思ったものですが、東京では確かにカラスが減り街がきれいになりました。
慧眼です。

今回の選挙でも、「脱原発」「介護」「暮らしやすい」とか耳にやさしい話が候補者の口から出てきますが、具体的なことはどんなことなのでしょうか。。。。。

「カラスを減らす」という公約は、「街のありよう」や「住民の暮らしぶり」に目が行ってないと出てこない話です。


東京都知事は、たまたま首都東京の知事であるだけで、日本国の知事ではありません。

それと、東京ばかりが暮らしよくなったら、ますます人口が集中し過疎過密に拍車がかかってしまいます。

「東京だけは消費税を１０％にします」くらいの公約も必要です。
嫌な人は地方に移住してもらいましょう。
世の中の消費税が８％になる時に１０％ですから、２％部分は他の地域の暮らしやすさ向上にさし上げてもいいではないでしょうか。。。。。

今回の選挙で驚いたのは、わが家には告示された昨日には「投票所の入場券」が送り届けられたということです。
東京の行政事務能力は凄いです。


東京は人口が１，３３０万人で、有権者数は１，０８０万人だそうです。

神奈川都民、千葉都民、埼玉都民まで加えるとマンモス都市です。

そういえば、最近、またカラスが増えてきました。。。