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地方行政は大丈夫ですか? [鈍感日本人への警鐘]

大阪市長選挙も終わりました。
想像通り低投票率だったようです。

評価はさておくとして、来年度予算は歴史的にも最高額だそうです。

消費税増税、景気回復による税収増等で大判ふるまいになったようです。


ところで、私はここ1年、ある地方の田舎町の運営ぶりに興味をもってホームページを見たり、時々は実際に行ってみて、住民の皆さんのお話を聞いてみることがあります。

ホームページの掲載振りや「議会の中継」を見ていて、「これ変だよな」と思うことが多いからです。

住民の皆さんの中には、やはり「現在の町長礼賛型」の人たちがいる反面、「こんなことでいいのか?」という不信・不安型の方も数多く見受けられます。

理由はといえば、マスコミ等でちやほやされるタイプの町長ではあるけど、一向に生活や将来への期待が向上しないからです。

とにかくマスコミ受けするような行事や発言が目立っているようです。

住民の方に聞いてみました。

「どうして町長を変えないのですか?」
と。。。。

こんな答えが返ってきました。

「ほかに人材がいない」と。。。。

「人材とはどんな人のことですか?」と聞き返すと、

「やはり、県や国から予算をとってきてくれる人」のことだそうです。
「普通の人がなっても、そうそうは役人は会っても、取り合ってもくれない」
ともおっしゃっていました。

なんだかおかしくないですか?

「不満なんだけど、予算をとってこれない人が町長になるよりはまし」と言いながら、そのお金の使い道には不満があるようです。

この町にかけているのは、

①5年10年後のビジョン

②お金の管理

です。

町議会の中継を見ていて気が付いたのですが、

①バランスシートが読める議員も行政のお役人もいない
・事業の「赤字」ぶりについて頓珍漢な質疑がなされていました

②「何のための」「誰のための」行政施策なのかさっぱりわからない

ということが特徴的でした。





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