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ハローワークに行ってみたら。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

一昨日ハローワークに行ってきました。

3月31日で退職し、現在「無職」の状態ですから、せめて「失業保険をもらわねば!」との思いです。


ところが、手続きも手順もさっぱりわかりません。
ネットで調べると、
・離職票
・預金通帳
・本人確認証
などが必要だとわかりました。

しかし、「離職票」がありません。
「きっと、自動的にハローワークに送られているんだろう」と楽観的な気持ちになってしまいました。

その前に、「いったいどこのハローワークに行けばいいのだろう?」と素朴な疑問もわいてきます。
そういえば、年金の継続の手続きに区役所に行った時に、「どなたかがあなたは〇〇のハローワークです」と教えていただいたような記憶もあります。

ネットでよく見ると、住民票のある住所地を管轄するハローワークが指定してありました。


収入もなく、仕事もなく、あるのは時間だけですから、とりあえず自転車で行くことにしました。
「失業保険(雇用保険)」をもらう手順を教えてもらうためです。

P4070857-01.JPG

(桜も終わろうとしていますが、まだまだ宴は続いているようです)


驚きました。
ハローワークにつくと、人がいっぱいです。
廊下にまで人があふれています。
私が行った16時半現在で1「20分待ち」の表示が出ています。
「これじゃぁ、終わりはいつになるんだろう?」
「職員の方は残業になっちまう」
と、変な心配をしてしまいます。

わかったことがたくさんありました。

1.手順も手続きの説明も実はどこにも出ていない

帰宅したら、会社から「離職票」が届いていました。
そこに手順の様なものが書いてありました。

私は少し急ぎすぎたようです。


2.「手順も手続きも誰もが知っている」という前提でことが進んでいます

確かに、仕事を辞めたら、「次の仕事を探す」のが一般的ですから、手順がどうのこうのなどとのんびりした人はいないのです。
私のような客は、ハローワークの方にしてみれば「足手まとい」なのです。


3.ハローワークの職員さんは「親切で優しい」

受付をよく見ると、「相談」の用紙が置いてありました。
その紙に「3月31日に退職しましたが、今後の手続きがよくわからないので教えてください」と書いて箱の中に置いておいたら、15分くらい待った程度で、係の方が丁寧に教えてくれました。

「ここで書類を書いていってください」と言いたそうでしたが、「離職票」もないので「書類をもらって帰る」ことにしました。

「書類を持ち帰る人もいない」らしいです。
なぜかというと、待っている間に書けばいいからです。

次回来るときに必要なもの。
①身分証
②預金通帳
③写真2枚
④「離職票」
を紙にメモしていただき、そして渡された用紙2枚にも、片方には「ボールペン」もう片方には「えんぴつ」と記していただきました。
「筆記用具はどうなの?」と私が聞いたからです。

4.待っている間、管理職らしき方から何度か「話は聞いていますか?」と声をかけていただきました

名札には、肩書は書いてありませんでしたが、きっとえらい人のはずです。
なぜかというと、その方は「指図するだけだったから」です。

ただ、「声をかけたかどうかは記憶にない」様子でした。
なぜかというと、「私の相談票はその彼がどこかに持って行った」からです。
そういうことすら忘れてしまうほど混雑してご多忙のようでした。


5.「ここで使ってください」と聞いたら、さすがに断られました

どう見ても、相談員も案内役も足りないようです。
さっきの「管理職」らしき彼に「私をここで使ってくれませんか?」と聞いてみたら、首を横に振られてしまいました。

ここの仕事は私に合いそうでしたが。。。。。
さすがに、お役所ですから、そうそう簡単に採用などしてくれないはずです。


6.ハーローワークの皆さんは本当にハードに仕事をこなしておられました

今まで、「年金」のことで、「区役所」とか「年金事務所」にも行ったのですが、そこの忙しさとは比べようがないほどでした。

「年金」の窓口も混み合っていましたが、年金の窓口では、
①出入りされる係員の方が多い・・・・行先はトイレであったり、わけもなく席を離れたり。。。。
②ペットボトルの飲み物を飲んでいる方もいらっしゃいました・・・・きっと多忙でのども乾くのでしょう。
という感じでした。


7.ハローワークの問題点は。。。。

①来訪者が多く、「仕組み」を作るのが追い付いていない。

・・・・確かに多忙でばたばたなさっていますが、やはり「流れ」とか「手順」とかを明示し、仕事の「仕組み」を作る必要があります。
明らかに、一度、「診断」が必要です。

病院などに比べると「流れ」が悪く、「手順」もよくわかりません。
見るからに「やみくもに対応せざるを得ない」という状況です。

②貼り紙に工夫が必要です

ハローワークの来訪者には、手慣れた人はそれほどいないはず(?)です。
もう少し、「手順を整理なさる」とか「用語」を平易にすることも必要です。

私のように勉強してない失業者にはさっぱりわかりません。

ある程度「来訪者が自らを仕訳」できるようにしておけば待ち時間も減るはずです。

どう見ても、職員の方はオーバーワークです。

たぶん苦情もないはずです。
なぜかというと、
・皆さんおとなしく待っている。
・職員の方の姿を見たら文句も言えない。
・文句を言おうものなら、「仕事が紹介してもらえない」という不安もあります。

③「見える化」も必要かも

ご多忙なので、そういう余裕などないのかもしれませんが、少し「色(カラー)」もお使いになったらいかがでしょうか。。。。

来訪者が多いので仕方がないことかもしれませんが、
・ここで待っている人は何を待っているんだろう?
・あちこちで、「立ったままの説明会」もなさっています。

病院でいえば、「健康相談」も「初診」も「再診」も、しかも「外科」も「内科」もごちゃまぜにやっているような感じです。



お読みになった方から、「お前のような奴が行くから忙しいんだよ!」とお叱りをいただきそうです。

でも、

①「離職票」は、やめた会社からもらう。
②「就職希望」を出した後で、「雇用保険(失業保険)」の給付資格が生まれる。
③一日で手続きが終わると考えない。

と思えば、少し気が楽になりました。

厚生労働大臣様 お忍びでハローワークにもいらしてください

なお、会社をお辞めになる人は、少しはお金を貯めて置かれたほうがいいですよ!

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(桜が終わるのを待つかのように、「ハナミズキ」がつぼみ(?)を準備しています)

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