「県庁おもてなし課」という映画が面白い(夏休みは高知へ) [旅紀行・県民性の謎]
高知が自慢できると言ったら豊かな自然です。その反面、高知には自然しかない。主人公が出演したテレビの番組で言いました。
自分が生まれた場所が好きなのは当たり前です。でもそれだけでは、人をおもてなしすることはできません。どれだけ、もてなす側の人間が、本気で自分の場所をいいところだとわかっているか。それが一番重要だと思います。いいところとわかっていないなら、人を呼ぶべきではないと思うんです。
この映画(DVD)をみて、思わず高知の知人にメールを送ってしまいました。
「いいねぇ!高知」と主人公が叫んでいます。 「隣の芝生は青い」とか「他人の飯は白い」とはいうものの、高知はやっぱりいいところです。 この高知で二年も過ごせたことは、「人生のたから物」です。と。。。。
もし、時間に余裕があったらレンタルビデオ屋さんでDVDを借りてみてください。
もし、夏休みの予定がまだなら、ぜひとも高知で夏休みを過ごしてください。
映画の中でも出てきた、「海」「山」「川」と言ったどこにでもあるものも、「食べ物のおいしさ」も「緑の鮮やかさ」も「人なつっこさ」もなんだかいい感じなのです。
「村づくり」「町おこし」の話の中には、「いいことづくし」で、時々息が詰まってしまうことがありますが、この映画は疲れずに見る事が出来ました。
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手前味噌ですが、「文化高知」(2000年1月号)に寄稿した拙文です。
着任早々、多くの方から「高知を楽しんでいってください」とやさしい言葉を頂戴した。
幸い私の趣味は「街角ウォッチング」であり、休日は車や自転車を駆って高知中をキョロキョロとしている。
高知の見所を私なりに紹介すると、
①高知城天守閣:見渡す景色は天下人を思い起こさせる。上司によれば「禁煙」表示は全国一とか。
②日曜市:高知の特産・名産がこじゃんと揃い、赴任早々のものでも、高知通になれる。
③よさこい:「踊り子の汗が飛び散る距離」で衣装に化粧に踊りに曲にハイテンション、来年は「踊るぞ!」という気にさせてしまう。
④龍ヶ洞:あのワイルドさは子供にも大人にもカップルにも忘れていた何かを思い出させる。
⑤詩とメルヘン館:子供はアンパンマンと遊ばせておけば、夫婦に甘い青春を呼び戻してくれる。
⑥安居渓谷:新緑や紅葉を求め狭い道を上ればそこには川魚のジャンプも。特に夕暮れ時は人気が少なくて独占できる。
⑦琴ヶ浜:耳を澄ませばその名の由来がわかる。お弁当を持って夜須から自転車で行くのベターです。
⑧竜馬像の前:気持ちは太平洋の遠くはるかに。
⑨大堂海岸周辺:将来のリゾート
⑩酒:日本一の淡麗辛口。好きになれる。
高知を楽しもうとする必要ない。すべてが楽しいのである。
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その後、高知のいろいろなところに行きましたが、「ここつまんないなぁ」と思ったところはありませんでした。
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