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営業マンに必要なのは「安心感」 [仕事についてのエトセトラ]

「日本一の営業マンになるんだ!」と「志」をもってがんばっていらっしゃる方も多いと思いますが、多くの方は、「今までよりもレベルアップ」を合言葉に工夫を凝らし、汗をかいていらっしゃるのではないかと思います。

特に、ボーナスが出るこの時期は、「よし!」とか「負けるものか!」と気合を入れた方も多いと思います。


・私も、銀行という職場で営業マンを何年か経験しました
・たくさんの部下も使いました
・ある時は、お客として、何人もの営業マンの方にも向き合いました

そんな経験の中で、目指すべき「営業マン像」を語ってみましょう。

一言で申し上げますと、「優れた営業マンには『安心感』がある」ということです。

・「かゆいところに手が届く」ような営業マンを好むお客様も確かにあります。
しかし、それだけでは長続きがしません。

上司から見ても、「お客様から気に入られている」だけで高い評価を下すわけではありません

優れた営業マンの担当先は担当者が変わってもいい取引ができるものです。先々、苦情やトラブルが起きてしまうようなことはありません。



少し脱線しますが、「『優れた営業マン』と『優れた詐欺師』は何が違うのか?」と思い浮かべてください。

中には「詐欺師と比べるなんてふざけている」とお怒りになる方もあるかも知れませんが、少し比べてみましょう。

かつて、「豊田商事」事件というのがありました。

1985年(昭和60年)頃の話です。
「金の販売」という営業で、多くの営業マン・営業ウーマンは主に高齢者をターゲットに自宅を訪問し、お客さんに気に入られ、結果起きてしまった大型詐欺事件です。

彼・彼女たちは、本当に優秀な営業マンであったに違いありませんが、その本質は「詐欺」であったのです

優れた営業マン」とこの「豊田商事の詐欺師」との違いは、まさしく「安心感」なのです。


優秀な詐欺師」と「優秀な営業マン」は何が似ていて、何が違うのでしょうか。。。。

恥ずかしながら、銀行でも、「優秀な営業マンだと思っていたヤツから不祥事」が起きたりすることもあります。

お客様に気に入られ、信頼を勝ち取った傍らで不祥事が起きていたりするものです

「『安心感とは何か?」ということについては、次回に譲りましょう。

皆さんも「先輩」や「同僚」や「部下」を見ながら考えてみてください。

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