安倍首相は退陣覚悟なのか？

それは、１１月１３日の朝のラジオ番組での話でした。

コメンテーターがこんなことを言っていました。

①オバマ大統領が中国からの帰路、北朝鮮を訪問する。

②安倍首相が衆議院を解散する。

③安倍首相が退陣する。

と。。。。。


４月１日のニュースではないのですから、いい加減な話は許されません。

オバマ大統領の北朝鮮訪問の真偽のほどはよくわかりませんが、衆議院解散はほぼ間違いなく行われる模様です。

ただ、一昨日（１８日）の安倍首相の記者会見での衆議院解散の理由や論理はよくわからないものでした。



その夜出演された

〇NTVのニュース番組では村尾キャスターに

〇TBSのニュース番組では岸井キャスターに

強い口調で、天下の首相がTVのキャスターに言い負かされていたようにも見えました。
はっきり言うと防戦一方でした。

おそらく、テレビ番組で、時の首相がこんなに攻め込まれたことはなかったでしょう。。。。


ひょっとしたら、潮目が変わろうとしているのでしょうか。。。。。



よくわからないというか、GDP(国内総生産）の成長率の低迷状況が「エコノミストの予想と異なった」と強調され過ぎて、実態を議論する方も少ないように思いました。

あるコメンテーターがラジオで言っていたように、

「消費税率を引き上げるのを先延ばししただけで、現状の８％を引き下げるものではない。」

という素朴な疑問もあります。


あるいは、「黒田バズーカと呼ばれるくらいに金融緩和されたおカネが市中に出回っていない。」ことも気がかりです。


安倍首相は、記者会見の中で、「アベノミクスを批判するなら、対案を出してほしい」とおっしゃっていましたが、確かに対案も出さない批判のための批判も多いようです。


〇なぜ消費が伸びないのか？
〇GDPの成長要因は「消費」だけなのか？
〇個々の政策が有機的に繋がっているのか？
〇対案には何があるのか？

今度の選挙はそこが楽しみになりました。