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「弁当の日」。。。。。? [小さな親切、余計なお世話]

・・・・〇〇中学校を5月下旬の土曜日の朝に訪れると、1年生17人が弁当作りに悪戦苦闘中だった。  この日は、同中の「弁当の日」。普段は給食だが、1年生は学校で弁当を作り、2,3年生は自宅で作ったものを持参する。4年前から、年5回行っている。・・・・

・・・・担当する養護教諭は、「工夫して作った弁当を見せ合って食べるのが、皆楽しそう。親に感謝する気持ちも育つ。回数を重ねるたび、手際よくなっています」と話す。・・・・

・・・・(提唱者は)「食生活の乱れが問題化する中、どうすれば食への関心を高められるか考えた。弁当は、友達と見せ合ったり、食べ比べたりして、学び合い、褒め合って子どもが 成長できる点でも優れており、活用できると思った」・・・・

・・・・(ある助産師は)「就職や進学で親元を離れると、菓子パンやカップ麺などで腹を満たす若者が増える。食事を作る力は生きていくために大切。弁当の日の経験はその基礎になる」・・・・

・・・・(ある大学の先生は)「弁当は日本文化として海外からも注目されている。おかずとご飯をバランスよく詰める作業の面白さ、弁当箱のふたを開けるときのわくわく感など魅力がいっぱい。子どもが、失敗から学んだり、自己肯定感を感じたりしながら、弁当作りを体験する意義は大きい」・・・・

・・・・評判が広がり、これまでに取り組んだ学校は全都道府県に及び、小学校から高校まで1700を超えた。・・・・

これらは、昨日(2015.6.3)の読売新聞「くらし」面の特集「今どきのお弁当」という特集の第1回目です。

この記事をはじめ、ネットでも「弁当の日」は礼賛の嵐です。


ところで、皆さんは、「マナーの悪い子どもや若者」を見かけたらなんとお考えですか?

〇親が悪い

〇学校は何を教えているのか?

〇地域社会が悪い

〇大人になれば変わる

等々、それなりの思いがおありなのではないでしょうか。。。。


少し前までの私なら、「いい取り組みだなぁ!」と讃える側に回っていたかもしれませんが、次のようなことがあり少し違和感もあります

①最近のテレビ番組で「子どもの貧困」ということが再三取り上げられている。

②ある田舎町で私自身が「若者によるあるトラブルに巻き込まれた」こと。

※このトラブルについては、とりあえず警察沙汰にはしていませんが、私の友人・知人の感想は、
・「親が悪い」
・「命があるだけでも、、、、」
と言ったものが多いようです。

・・・・その若者が「私の前で涙した」ことだけが唯一の救いです。



私はと言えば、今までこの若者を取り巻いてきた「家庭」「学校」「地域社会」それぞれについて素朴に「やるせなく」思っています
おそらく「弁当の日」では救えないようなことではないかと思っています


さて、「弁当の日」についていえば、

①学校での「家庭科」教育はどうなっているのだろう

②「弁当を作る」ことに光が当たっていますが、「弁当を作るまでのプロセスが知りたい」 という思いがあります


「昔はこうだった」と押し付けるつもりはありませんが、「今はこうだから」と全的に肯定するのも嫌なものです。


なぜなら、皆さんご自身あるいは皆さんの周りには「たくさんの先生がいらっしゃる」からです。

この記事だけでは、「本当に大切なこと」が見えてこないので次の新聞記事を待ちましょう。


先日ラジオで「ほめない塾」というのがあり、それなりに採算もとれるところまで来ている(人気がある)という話を伝えているのを聞きホッとした次第です。

「教育」にはいろいろな考え方ややり方があるのでしょうが、一人一人の学校教育期間は意外と短いものです

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