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「東芝の経営幹部」の今のお気持ちは。。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「ほっとした」

この言葉は、昔々、大規模な粉飾決算の上倒産した企業の財務部長の言葉だそうです。

粉飾の手口はと言えば、

①三つのメガバンクを核とした、三つの取引銀行グループを作る
②この三つの銀行グループごとに
 ・決算書
 ・担保明細表
 ・銀行取引残高表
を、財務部長一人で作り分けていらっしゃったようです

各銀行が情報交換をする機会もなく、長年ばれなかったようですが、ある時、「つじつまの合わないこと」が発覚し、一気に倒産の引き金が引かれたのでした。

その時の財務部長の言葉が、この「ほっとした」だったようです

この財務部長のお仕事は「神業」「職人芸」と言ってもいいかもしません


ここ数日、「新国立競技場の建設計画の無責任運営」問題の横っちょで日本を代表する企業「東芝」の粉飾決算話が大きくクローズアップされてきました

そして、昨日(15.7.21)は、3人の社長経験者などの経営幹部の退任発表がありました。

こういう話を聞くにつけ、先ほどの財務部長の「ほっとした」という話を思い出してしまいます


東芝の経営幹部の皆さんがどう考えていらっしゃるのかはよくわかりませんが、
私のこのブログのベースである「成功した企業トップの15か条」に照らしてみてほしくなります。

おそらく、彼らの多くは14か条までは一致することが多いのかもしれませんが、15番目の「ストイックであること」(自らに厳しい)という点では、おそらく「そういえば。。。。」ということがあったのかもしれません。

彼らが自らに厳しかったら。。。。」などと考えるのは私だけでしょうか?


まさか、ひょっとして、「3人の社長経験者」は、この「不正会計」をご存じなかったのかも。。。。。。


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