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「避難指示の有無」よりも大切なこと [みんなうすうす気づいている]


今回の大雨被害お見舞いいたします。

この週末はテレビを見ていなかったので、日曜の朝のマスコミがどういう採りあげ方をしたのかよくわかりませんが、昨夜(9月13日)のあるニュース番組では「避難指示があったかどうか?」を市長や市の職員に問い詰めるようなシーンを流していました。

神戸大震災や東日本大震災のような大きな地震は、「避難指示がなくても自主避難」は強いインセンティブが働きます。

しかし、「大雨」や「大雪」はやはり「そんなことはないだろう」「自分だけは大丈夫」という心理も働きやすくなるのではないでしょうか。。。。


今回の大洪水の報道ぶり等を見てまず思ったのは、

①自衛隊、警視庁、各県のヘリコプターの素早い救援活動ぶりには目を見張るものがありました。

②テレビは同じ映像を流し、被害の拡大ぶりがよくわかりませんでした。

③当日(9月10日)の22時頃はある市役所から被災状況を生中継していたものの、24時頃には「その市役所にも水が押し寄せている」という報道もありました。
~マスコミが「市の対応」を鈍らせたのではないかとも言えます。

④ツイッターも、結局行き場のないものがありました。
~真偽が不明とも思われるものが出ていたり、拡散されることに意義があるのかどうかというものもありました。

そして、私の記憶の中にある近年の大水害(大洪水)の被災例がどう生かされたのか?
そういうことも検証され、今後の被害の拡大に歯止めをかけることも必要です。

大きな災害が起きるたびに、「50年に一度」「100年に一度」と言われても、多くの方の記憶にはないのですから。。。。。


大きな災害例

①1998(平成10)年9月 高知大水害

②2004(平成16)年10月 兵庫県豊岡市台風23号災害

③2009(平成21)年8月 兵庫県兵庫県佐用町水害

④2013(平成25)年8月 山口県萩市付近豪雨災害

⑤2011(平成23)年9月 紀伊半島台風第12号大水害

⑥2014(平成26)年7月 長野県南木曽町の台風8号土砂災害

⑦2014(平成26)年8月 広島市の豪雨による土砂災害

それぞれに大きな大災害でした。

何が似ていて、何が違い、そしてその教訓がどう活かされたのか?


ふと、そんなことを思ってしまいました。


「天気予報が当たらないので避難しても無駄だった」というようなツイートを見たことがあります。
「油断大敵」そして「いつかはオオカミは来る」ということではないでしょうか!


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