税金がかわいそう・・・・「民でやることは民で」「民でできないことは官で」 [鈍感日本人への警鐘]
「民でできることは民で」
これは、かつて小泉内閣の時にしきりに喧伝された言葉です。
私はこの考え方に基本的には大賛成です。
もっと言えば「民でやらなければいけないことは民で」ということかも知れません。
ところがどうでしょう?
最近は「民でやることも官で」という色彩の強い行政施策が時々目につきます。
ふと「官でやらなければいけないこと」「官がやらなければできないこと」はちゃんとやってあるのだろうか?
という思いもあります。
「地方創生」という言葉が生まれて以来、
〇必要性
〇優先順位
〇持続性
が十分に吟味されずに、もてはやされている地方もあるようです。
「消費税引上げ」施策を前に「軽減税率適用」の攻防があったばかりです。
新聞への軽減税率適用に関して、「新聞よりも水道や電気が必需品だ」との発言もそれなりに親近感があります。
こうなると「何のための消費税引上げか?」「消費税は引き上げなくてもいいのではないか!」という話も応援したくなってしまいます。
そういえば、
平成27年度の歳入予算96兆円のうち(税収で一番多い)消費税は17兆円。
みなさんが納めた消費税のうち3,294億円は、納税義務者である事業者の新規滞納額(平成26年度)になっています。
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