「こだわり」と「がんこ」 [成功した企業トップの15か条]
「私にはこだわりがある」
「こだわり」。おそらく多くの経営者の方が必ずのようにおっしゃる言葉の一つです。
ただ、私には「あなたのはがんこっていうのですよ」と笑いたくなるようなこともしばしばありました。
ご商売でも、スポーツでもやり方(方法論)にこだわってばかりでゴール(結果)に無頓着な方はうまく行きません。
「こだわりがある」という「がんこな人」を見ると、どうしてもっと柔軟な取り組みをなさらないのだろうか?と思うことがしばしばあります。
ゴルフをなさる方、見るのが好きな方ならご存知だと思いますが、ティーショット(最初の一打)にはどのクラブをお使いになられますか? (除くショートホール)
かなりの人が一番距離のでる「ドライバー」(1番ウッド)とおっしゃるのではないでしょうか?
ところがプロの試合とかゴルフの上手い人を見ていると、コースの形状によって使い分けていらっしゃるのです。
「スプーン」(3番ウッド)とか「3番アイアン」等々、距離を飛ばすのではなくコントロール重視のクラブ選択をなさるケースも多いようです。
ゴルフのコースというのはとてもうまく設計してあって、ちょうどボールの届くあたりに「池」があったり、「バンカー(砂場)」があったり、「小川」が流れていたり、「林」が迫っていたりと障害物がここぞとばかりに配置してあるのが常なのです。
※プロはアマよりも後ろから打ちますので、同じようなところに第一打が落ちるように設計してあります。
ですから、ショットごとに「距離を稼ぐ」場合と「コントロールに気を配る」場合があります。
※ゴルフクラブは番号が小さいと飛ぶ距離は長いがコントロールがしにくいという特徴があります。逆に番号が大きいクラブは距離よりもコントロール優先です。
ゴルフは「上がってなんぼ」のスポーツです。
しかも10センチのパットを打つのも、250ヤードのロングドライブも1打は1打なのです。
コースの設計具合や「穴」の位置に照らしながらより少ない打数になるように攻めていくのがゴルフというスポーツです。
ですから、いいスコアで上がろうかと思ったら各ホール各ショットでのクラブ選びは慎重かつ柔軟になるざるを得ません。
「こだわり」のある人というのは「ゴール」(ホールアウト)をいかに少ない打数で行う(「何打で上がるか」)かということを重視なさるのです。
経営も同じです。
ゴルフ同様、ルールやマナーに従いながら、いかに優れた業績を達成するかに意義があります。
そのためには方法論は柔軟にと言うのが大原則のはずです。
なかなか業績の上がらないビジネスを見ると、「方法論」に柔軟さがなく、その結果達成すべきゴールが曖昧になっていることがよくあるようです。
「エセこだわりニスト」の「がんこ」な方は、どんな時でもドライバーでティーショットをするゴルフプレーヤーに似たところがあります。
皆さんの周りにもこういう方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう方は「経営理念」すら見失っていらっしゃることが間々あるようです。
「こだわり」。おそらく多くの経営者の方が必ずのようにおっしゃる言葉の一つです。
ただ、私には「あなたのはがんこっていうのですよ」と笑いたくなるようなこともしばしばありました。
ご商売でも、スポーツでもやり方(方法論)にこだわってばかりでゴール(結果)に無頓着な方はうまく行きません。
「こだわりがある」という「がんこな人」を見ると、どうしてもっと柔軟な取り組みをなさらないのだろうか?と思うことがしばしばあります。
ゴルフをなさる方、見るのが好きな方ならご存知だと思いますが、ティーショット(最初の一打)にはどのクラブをお使いになられますか? (除くショートホール)
かなりの人が一番距離のでる「ドライバー」(1番ウッド)とおっしゃるのではないでしょうか?
ところがプロの試合とかゴルフの上手い人を見ていると、コースの形状によって使い分けていらっしゃるのです。
「スプーン」(3番ウッド)とか「3番アイアン」等々、距離を飛ばすのではなくコントロール重視のクラブ選択をなさるケースも多いようです。
ゴルフのコースというのはとてもうまく設計してあって、ちょうどボールの届くあたりに「池」があったり、「バンカー(砂場)」があったり、「小川」が流れていたり、「林」が迫っていたりと障害物がここぞとばかりに配置してあるのが常なのです。
※プロはアマよりも後ろから打ちますので、同じようなところに第一打が落ちるように設計してあります。
ですから、ショットごとに「距離を稼ぐ」場合と「コントロールに気を配る」場合があります。
※ゴルフクラブは番号が小さいと飛ぶ距離は長いがコントロールがしにくいという特徴があります。逆に番号が大きいクラブは距離よりもコントロール優先です。
ゴルフは「上がってなんぼ」のスポーツです。
しかも10センチのパットを打つのも、250ヤードのロングドライブも1打は1打なのです。
コースの設計具合や「穴」の位置に照らしながらより少ない打数になるように攻めていくのがゴルフというスポーツです。
ですから、いいスコアで上がろうかと思ったら各ホール各ショットでのクラブ選びは慎重かつ柔軟になるざるを得ません。
「こだわり」のある人というのは「ゴール」(ホールアウト)をいかに少ない打数で行う(「何打で上がるか」)かということを重視なさるのです。
経営も同じです。
ゴルフ同様、ルールやマナーに従いながら、いかに優れた業績を達成するかに意義があります。
そのためには方法論は柔軟にと言うのが大原則のはずです。
なかなか業績の上がらないビジネスを見ると、「方法論」に柔軟さがなく、その結果達成すべきゴールが曖昧になっていることがよくあるようです。
「エセこだわりニスト」の「がんこ」な方は、どんな時でもドライバーでティーショットをするゴルフプレーヤーに似たところがあります。
皆さんの周りにもこういう方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう方は「経営理念」すら見失っていらっしゃることが間々あるようです。
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