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「消費不振」の時に読む本 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

新型コロナの影響もあり「消費不振」が続いています。
「インバウンド消費」などもありコロナ前にはにぎわった「観光」「消費」と言ったご商売には光が当たっていましたが、「新型コロナ」で「消費の喧騒」もすっかりはげ落ちてしまったようです。


ところが「消費が伸びなかった」時期というのは歴史的には何度かあるようです。
いわゆる「不景気」というやつです。

直近では昭和60年(1985年)頃は明らかに「消費不振」でした。

※この「消費不振」の時期を抜け出した日本は「バブル経済」「バブル景気」(1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間)に突入していきました。

この「消費不振」の時期、「消費はどうしたらよくなるか?」的な議論が活発に行われ、商売の着眼点としての消費分析も数多く発表されました。

私が印象に残っているのは、

「新・階層消費の時代」(日本経済新聞社)小沢雅子:著

「金魂巻」(主婦の友社)渡辺和博:著

「感性消費 理性消費」(日本経済新聞社)電通マーケティング戦略研究会:編

等です。
当時は今のようなネットやSNSはありませんでしたが、客商売をなさる皆さんの着眼点としては今でも陳腐化はしていませんし、いずれも気軽に読める本です。

今のように「スティホーム」の時期、こういう古典をお読みになるのも有意義かもしれません。

慶応大学商学部の井原哲夫教授は「五感」のことをよくおっしゃっていました。
(著作不明)


昨日の帰宅時間帯のこと、家路を急ぐ二人のサラリーマン氏の会話が聞こえてきました。
もうね12時過ぎてまで飲むこともないと思う。時間もお金ももったいない。
「そうですよね。健康にも気をつけなければいけないし。。。」
と。

新型コロナはある意味「冷静に自分の生活習慣を見つめなおす」時間だった人もいるのです。


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