SSブログ

「感染対策をとって」というアバウト [新型コロナ]


「新型コロナ」の感染拡大が始まって1年が経ちました。

「新型コロナ」禍だから初めて生まれた言葉もいくつかあります。
そんな中でも「免罪符」のように使われる「感染対策をとって」という言葉。
何となくイメージはわかりますが、その徹底ぶりは誰が判断するのでしょう。

近所のスーパーに行くたびに思うのは、

①店員さんもお客さんも「マスク着用」
~これは励行されています

②入り口で「アルコール消毒液」を手に噴霧
~多くの人がやっているようですが、
・長い人もいてついつい省略してしまうことも
・「店を出る時」に消毒液を使う人は少ないようです

③レジカウンターには「アクリル板」や「ビニールシート」で被われています

ココまでで思うのは、「これはお客のためではなく店員さんのためではないか」ということ。


このスーパーでは、

●お客さんが密になっても
●お客さんが間隔をつめレジに並んでも
●お客さんが話し込んで通路を占有しても
●反対周りをして順路をふさぐ人がいても
●自転車が乱雑に止めてあってやむなく他人様の自転車に触らなければいけなくても
●週末を選んでポイント5倍セールをしたり

一切お構いなしです。
つまり、お客様が「感染するかもしれない」リスクには無関心です。


公共の施設などでは「体温計」が入口にあるところもあります。
例えば、ユニクロや銀行や病院等々。

入口に「体温計を置く」のは実は大変なのです。
「勝手に測ってください」
というわけにはいきませんので、担当者を配置しなければいけないからです。


この一年、何をやるにも「感染対策をとって」が合言葉のようになっていますが、その内容にはかなり温度差があるようです。

高齢者施設や病院などでクラスターが発生しやすいのも「感染対策の甘さ」もあるのではないでしょうか?
例えば、「一般人」の出入りがイージーであるとか。。。

小池都知事が言う
原点に返って」「基本に返って
というのはそういうことがおっしゃりたいのでしょう。

凡事徹底」という言葉があります。
「感染対策」は徹底されていますか?




nice!(1) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

Facebook コメント