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大学卒業生の「謝恩会」とか「卒業旅行」 [どう受け止めたらいいのか]

新型コロナは日常生活の「あんなことや」「こんなこと」も教えてくれました。

その一つが、大学卒業生の「謝恩会」とか「卒業旅行」のこと。


昔のことを言うと笑られるかもしれませんが、私が大学を卒業するときには「謝恩会」とか「卒業旅行」などは思いもよりませんでした。
他の学生がそういうことをやっていたかどうかもよくわかりませんが。。。。


なぜ「謝恩会」や「卒業旅行」がなかったかと言うと、

就職を目前にして「時間的余裕がなかった」
・あるものは引っ越し
・あるものは実家に帰省

そもそも「お金がなかった」
・今の学生ほどアルバイトをしていなかったこともありますが、「旅行」に行ったりする経済的な余裕がない者の方が多かったです。

友人の中には「留年」組もいた
・仲のいい友人の中には単位が足りなかったり、就職が決まらず敢えて留年するものもいました。
そういう中で、「謝恩会」と言った雰囲気にはならなかったと思います

就職が決まるのが遅かった
・就職活動開始は4年の秋でした。年が明けても就職活動をしていた友人もいました。
また、私の場合は、卒業式が済んでからも、いくつかの企業から就職案内が来たというような時代でした。
今は難関企業になっている会社だったと思います。
「不景気なのにどうしたんだろう?」と思った次第です。

そもそも友人とは「今生の別れ」という思いがなかった
・友人たちとは何かとよく遊びましたから、今さら「謝恩会」や「旅行」という発想もなかったです。
ゼミの仲間も集まりが悪かったですし。。。。

スマホも電話もなかったので連絡が取れなかった
・今のように簡単には連絡が取れませんでした。
行きつけの喫茶店に伝言を頼むか、直接彼・彼女の家に行くかしか連絡の取りようがありませんでした。
1月以降は授業もなく大学にも来ないやつも多かったですから。


ふと、そんなことを考えると今の学生さんは「簡単に連絡が取れる」ということに気がつきました。
それと「お付き合い頻度が高く」「自分の時間がとりにくい」「お金がかかるだろうな」などと考えてしまいました。


時代の要請と言ってしまえばそれまでですが。


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