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「豊かな時代」の「不幸な生活」 [どう受け止めたらいいのか]


最近は「豊かな時代になった」とつくづく思う今日この頃です。

例えば、

・洗浄便座の発達でトイレに行くのも楽しくなりました
自動で蓋が上がり、自動で流してくれて、自動で蓋が締まります

・お風呂はいつ入っても暖かいお湯です
シャワーだけでもいいし、追い炊きしてもいい。
「湯名人」などと言う24時間風呂があったのも笑い話状態です。

・「独身寮」「共同便所のアパート」などもほとんど聞かなくなりました
恐るべき「ワンルーム」

・コンビニ、スーパー、デパ地下に行けば食べ物は何でもあ
「おにぎり」でさえ日常的に買う時代です。
「食べたいものは何でもある」と言っても過言ではありません。

・「携帯」「スマホ」の発達でいつでも電話状態です
というか「電話すら掛けなくでもいい」時代になりました。
私が若いころに「スマホ」が発達していたのなら結婚相手ですら変わっていたかもしれません。

※ラブホテルの数が大幅に減ったのも納得がいきます。


ところが、初任給水準が上がった割には物価は安いままなのに、なぜ「貧しい生活ぶり」が伝わってくるのでしょう。


コロナで歌舞伎町があぶり出された時に苦笑したのは、

ホストクラブがびっくりするほど増えている
地方から上京し共同生活をしながらホストをやっている若者が多数いた
ことです。

需要と供給のなせる業なのでしょうか?
「地方創生」などと言ってもそれほど魅力的なことが行われていない(そもそも魅力が理解されていない)のかもしれません。


●「非正規雇用」に頼っている人が多いということ
パソナとかテンプスタッフのような派遣会社との関係では正規雇用になっていないのも不思議です。
小泉政権時代に「派遣を推奨するような」政策がアナウンスされ、「派遣ののような働き方を称賛する」ような動きがあったのではないかと記憶しています。

※今の「副業推奨」「ワーケーション」のような働き方にもそういうことが潜んでいるのかもしれません。

●アルバイトをするために大学に行く学生が多いのではないかと勘違いしてしまいます
大学進学率の高まりの受け皿政策が大都市に集中してしまったことにも起因するはずです。
地方の国立大学にもっと光を当てなければいけません。
大学は勉強するところです。
コロナで「友だちに会えない」というコメントが多いのにもびっくりです。


近頃の日本、
総じて働かなくなった
利益率の低いサービス業をマスコミがチヤホヤする
「ものづくり」軽視
という風に私の目には映りますが。。。。
今一度立ち位置を見直した方がいいのかもしれません。


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