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「困った時の政府批判」のマスコミの危うさ [どう受け止めたらいいのか]


暇な毎日を過ごしているのでテレビをよく見るし、ラジオもよく聞きます。
録画タイムフリーも使っています。

ところで気になるのは「マスコミの政府批判に怖さ」を感じてしまうこと。
特に「コロナの感染」が拡大すればするほど政府批判を煽るようなトークが増えています。

例えば、

①「迷走」とか「一転二転」とか「後手」という表現

ベースがパンデミックです。
今までの日本社会に経験のない事象ですから変化するのは当然のことです。
政府のやり方を丁寧に見ると、「右や左にあちこちしている」のではなく「弾力(柔軟)対応」になっていることに気が付くはずです。
それを「迷走」というのが正しいのかどうか。


②「取材」をせず「結論に合わせたインタビュー」が多い

コロナで出入りが制限されていることもあり、
・読んだ本
・なんかに取りつかれたような方向づけ
が目立ちます。
私がよく知っていることを取り上げている時などは本当に作られた伝え方に終始しています。


③よくわからなかった菅内閣には「政府」と言い、今は「岸田首相」名指し

・総務省畑の人だった
・こわもての人だった
菅首相を直接批判するトークは当時は少なかったようです。
批判するときは「政府」と。

今は「岸田内閣」と具体名です。
ここはとても不思議です。

菅内閣の時の各大臣の発言ぶりを思い出すと
●西村経済再生相 ~ 板挟みなのか汗が。。。
●田村厚労相 ~ 厚生通らしいのですが歯切れの悪い発言も多く、不都合な時は早口に
●加藤官房長官 ~ 最低限の発言しかなく最後は蚊帳の外 役割分担もよくわからず
●河野ワクチン担当相 ~ ハッタリやだったのでは?レガシーが残っていません
●菅首相 ~ 原稿すら満足に読めず、露出回避が目立ちました

ワクチンも結果論であり第5波を防げなかったのは記憶に新しいはずです。

にもかかわらず番組コメンテーターの中には「菅内閣の方がしっかりしていた」と「もう忘れたのか発言」が目立ちます。


④政府分科会の尾身会長の責任を問う声がない

・先日来の頓珍漢発言、例えば「ホームステイは必要ない」に代表されるように今までも何回となくよくわからない発言があります
政府分科会の会長という肩書を利用した個人的な発言が目立つ
※これは菅内閣の晩期にもよく見られたことです。
「組織の長」という立場にあるのがおかしい人です。
あるいは「政府分科会のメンバーが今のままでいいのか?」ということを言う番組もありません。


⑤平日の昼間に毎日のようにテレビを見たりラジオを聴いたりする人は働いていない人

決めつけるつもりはありませんが傾向的にはリタイアした人たちが多いでしょう。
その人たちの「ウケ」を狙っているようなところもあります。


私が思うのは「勉強しないマスコミ」が無政府主義に加担しているのではないかということ。
最近は今まで見たり聞いたりしていた番組を見聞きするのをやめました。
「危険かも」と思う伝え方をイライラしながら見聞きするのも嫌だからです。

国家の危機に世論を惑わすような伝え方しかできなくなってしまったマスコミには不安がたっぷりです。


オミクロン株による感染まん延拡大中の今の日本の中でマスコミがやらなければいけないのは「感染しない行動」の徹底ありきです。
「ワクチン」も「治療薬」も外国頼みであり、あるいは「検査キット」の多くを輸入している日本です。
政府批判をしても何も解決しません。

笑ってしまうのは「廃棄予定のアベノミクス」をもらいたいという希望者が多いということ。
「安倍・菅」の9年間の悪しき行政をすっかり忘れた感のある昨今のマスコミです。
無秩序な煽り」と言っても過言ではないようです。



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