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「奨学金」と「ライフプラン」 [どう受け止めたらいいのか]

若い人にとっては「奨学金」の返済負担がたいへんだといわれています。
しかし、2023年2月12日のNHKのニュースで報じられたこのコメントを見ると「どうして?」と言うことも感じてしまいます。

[本]https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230212/k10013978801000.html


都内に住む25歳の女性は、教員になる夢をかなえたいと、地元を離れて教職課程がある都内の私立大学に通いましたが、兄弟もいるため、自身の学費と1人暮らしに必要な生活費は奨学金400万円を借りて賄いました。

無事に教員免許を取り卒業後は高校の教員として働き始めましたが、手取りおよそ20万円の給料から月に1万7000円ずつの返済が始まりました。

その後、体調を崩して退職を余儀なくされると、貯金はすぐに底をついて奨学金の返済が難しくなり、一時は知人に借りて対応したということです。

女性は「400万円は大きな額だと思っていましたが、学生時代は大学を卒業して真面目に働けば返せるだろうと思っていました。まさか自分が体調不良になって仕事を辞めると想像していなかったので、真っ先に奨学金どうしようと考え、死んで何とかしなければと、思い悩んだこともありました」と振り返りました。

女性はその後転職し、生活は安定しつつあるといいますが、今後、返済は18年間続き、自分が生きていくための衣食住を確保していく以上の余裕はないと感じていて、将来子どもは絶対に産まないと決めているといいます。

女性は「子どもはすごく好きで、見かけると『かわいいな』と目で追ってしまうほどですが、自分の奨学金を返さなければいけないのに、子どもの学費のことを考えたら産む想像もできないです。お金を借りなければ進学ができない人が多い現状を知ってほしいし、お金の不安や子どもの学費への心配が解消されないと考えは変わらないと思う」と話していました。


一つのどうしては、
なぜ地元の国立大学に行かず東京の私立大学に通ったのか?」と言うこと。

二つ目のどうしては、
体調を崩して退職を余儀なくされた」と言うこと。


・・・偏差値の関係で地元の国立大学の受験がかなわなかったのだとしたら、
①近隣地域の大学を目指さなかったのか?
②かつては家庭の経済状況などを見ながら大学進学をしたものです。
③家賃や遊興費の高いなぜ東京の私立大学でなければいけなかったのか?
と言うことが気になります。
わざわざ経済的な負担の大きな進路を選んでいないかと言うこと。

・・・高校教員として働き始めたにもかかわらず「体調を崩して退職」と言うのもよくわかりません。
何らかの選択肢はあったのではないでしょうか?


とかく「お金がない」と言う若い人の「進路」あるいは「結婚」あるいは「子育て」などですが、もう少し高校時代に「ライフプラン」を考えるという方策はなかったものでしょうか?

この方の場合、気持ちはわかりますが「無謀」と言う感じも伝わってきます。



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