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サラリーマンの「接待講座」・・・・退屈という苦痛と楽しみ [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

サラリーマンのお仕事の中には「接待」という重要な仕事もあります。

最近では、自戒気味に「懇親会」とか「懇談会」とも呼んでいます。

どちらか一方の会社が経費(費用)をもち
A:飲食をする。
B:ゴルフ・釣りなどの屋外スポーツをする。
C:マージャンなどの遊戯をする
というようなことでしょうか。。。。。

狙いは、「気脈を通じることで仕事を円滑に行う手段にする」というものでしょう・・・・
小生もその本当の意味を知りません。


建設業や下請け関係の企業などでは派手なこともあるのでしょうが、
銀行などでいえば至って地味と言えば地味な楽しみです。
特に「倫理規定」なるものができて以来、行き過ぎ(「世間常識に照らした場合」)という判断が加わります。

設営、参加者の人選などには、笑い話のようなこともありますが、要は内容です。


創業者やオーナー一族の方などと会食をすると、それはそれは有意義なことが多々あるものです。
①企業の生業
②苦労談
③ビジョン
④夢
⑤悩み
等々、密室でしか聞けないような企業秘密とも言えるような話がいっぱいです。
「企業経営の教科書」そのものをお話として承ることがよくあるものです。

この懇親の機会を「逃してなるものか」という気持ちで臨みます。


ところで最近のことです。
ある業界の有名企業の幹部氏と懇親をする機会がありました。

実はちっとも楽しくないのです。
この企業に限らず、この業界の方々とのこういう懇親の機会では、

決まって
①ゴルフの話
②人事の話
③転勤で勤務した土地の話
④お酒の話
が定番です。

そして、これは驚きなのですが、意外にも下半身の話も多いのです。
本当に退屈です。

小生としては、
①経済の話
②ビジネスの裏話
③新商品の話
④設ける秘訣
⑤苦労談
等々を聞きながら、話の要諦を盗みたいと思っているからです。

「会食ぐらいでそんな堅苦しいことを言うなよ」というなかれです。
だって、「お仕事」なのですから。。。。。



ひょっとしたら、お客のレベルに合わせて話題を選んでいらっしゃるのかと自問自答してしまいます。
ひょっとしたら、本当に話題がないのかも。。。。とも思ってしまいます。


ただ、この業界の他の会社の方々と懇親した時も同じように思ったものです。
サラリーマンの出世街道を歩んでいる人たちだけの退屈な話題です。


ものづくり企業の方々とお話しする時の迫力が伝わってきません。
品質の良さを生みだした秘訣や一円でも儲かるための努力や工夫も見えません。

席上の話題も次の日にはすっかり忘れてしまうような懇親会は苦痛かもしれません。


アフター5で仕事をするよりも、オンタイムで有意義に情報交換をしたいものです。
こんな懇親会を続けていると、「いい仕事」のやり方を忘れてしまいそうです。


あまりストイックになると、周辺ビジネスの方々を大不況に陥れてしまうのでしょうか。。。。。




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