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福島の原発被災者の皆さんは「東京電力の本社」を見学したら。。。。。 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

昨日(2011年7月26日)の日経新聞の一面トップには、「電力5社2兆円燃料増」「原発停止で今期赤字相次ぐ公算」という見出しが躍っています。

「原子力発電所の稼働停止に伴い、電力会社の燃料費が急増している。」「今期中に電気料金にすべて転嫁することは難しく」「経常赤字に転落する電力会社も相次ぐとみられる。」という内容のようです。

そして、試算では、
「すべての原発が停止し火力で代替した場合、コスト上昇分を転嫁して料金を改定すると家庭用で平均年約10%、産業用は約16%の値上げになる」
とのことのようです。

さてさて、この記事はどう読んだらいいのでしょうか。。。!

1.唐突な原発の稼働停止は、電力会社を赤字にしてしまう

2.その結果、電気料金は値上がりする

ということが言いたいのかもしれません。


少し考えてみましょう。

1.原発事故の損害賠償額は考慮されていない

2.節電による売上減による減収が反映されていない

3.石油価格変動(上昇)、円安等の相場悪化による減益要因が織り込まれていない

4.経営努力の部分不分明

等々、ざっと記事を読んだだけでも素朴に疑問が沸いてきました。


あたかも「原発の運転中止悪者説」を強調するための記事のような気もしてきます。


昔々のことです。ちょうど17時頃でした。
ある電力会社の支店の前に車を止めて、時間調整をしていた時のことです。
17時ということで、定時退社の皆さんが、正門通用口から吐き出されるかのごとく帰宅されて行きます。

皆さん楽しそうです。
・これから1杯やるもよし
・早く帰宅して家族と楽しむもよし
まだまだ明るい夕時のことでした。

印象は、「なんて人が多いんだろう!」という一語でした。


人を減らせとは言いませんが、総人件費とか一般経費とかはどうなっているのでしょうか。。。。

あまりにもストイックすぎるのかもしれませんが、料金の値上げをする前に、絞れるだけ雑巾を絞ってから料金改定を行ってほしいものです。


①福島の原発事故の影響で自宅からの避難を余儀なくされていらっしゃる皆さん
②福島の原発現場でお仕事をなさっていらっしゃる皆さん

一度、東京電力の本社の隅々を視察なさって、ご意見をお聞かせ願いたいものです。

日本の産業、経済発展の礎を築いた企業ではありますが、
こんな時期です。
少し原点から考えてみませんか。。。。。



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