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「団塊の世代」と言う言葉を知らない営業マン [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今では「戦後」という言葉は死後になってしまったのかもしれないですね。

小生のところに出入りする、ある大手企業の若手営業マン君に「『団塊の世代』って知っているの?」と尋ねてみたのです。

彼は、言葉は知っているようですが、意味を深くは理解していないようです。

若手営業マン君・・・・・大卒3年目の26歳。
・いわゆるイケメン
・仕事の理解力も高い
・仕事も早い
・人柄も良好
・テニスが得意なスポーツマン


彼のお父さんは、もはや団塊の世代ではないようです。


小生が少し薀蓄を披露しておきました。
太平洋戦争が終わったのは、昭和20年。
経済白書で「もはや戦後ではない」と言ったのが、昭和31年。

ざっくりとした議論をすれば、
男性が戦地から帰国し、戦後が終わった時代に生まれた世代が「団塊の世代」であり、
年代別人口がすごく多い世代。

日本の経済・社会生活の中心的存在であるその彼らも、56歳~66歳になり、そろそろ現役世代を引退し始めているし、企業に勤めている人たちも所得が減ってくる世代になっている。
特に、第1次ベビーブーム(1947年~49年)に生まれた人たちは、定年退職し、年金受給世代になっている旨解説。。。。。。。


彼に言いたかったのは、日本の経済生活が、この「団塊の世代」の動向に引っ張られてきていて、そこをよく見ないと、

①日本の消費生活はよくわからない。
②「ポスト団塊世代」はどの世代か? ということも抑えておく必要がある。

等々。。。。。


彼の会社は日本では有名企業の一つですが、どうも戦略がよく見えません。
業績至上主義で、バックグラウンドも売り方も伝わってきません。
彼自身も少し戸惑い気味なのが伝わってきます。







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