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「退職金」制度はいらない・・・・とくに公務員 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

もし退職金がなかったらどうしますか?

ひょっとしたら、
①退職金なんかない
②退職金はあるけど「スズメの涙」

という企業にお勤めの方もいらっしゃるかもしれませんが、
歴史伝統的な企業は「退職金」の制度があるのではないでしょうか。。。

よーく考えると退職金の意義はなんでしたっけ
たとえば
①長期勤続の奨励
②定着率の向上
などと言われているようです。

「意欲的な人は転職していく」昨今なら、「退職金があるから定着する」というわけでもないようです。
逆に、(失礼ながら)それほどでもない方に長く勤めてていただくこともないかも知れません。

さてさて、
公務員の天下り問題や公務員制度の問題はよく議論されるのですが、
公務員の退職金問題にはあまり触れられていないような気がします。

今のような雇用が不安な時代、「とりあえず勤め上げれば退職金がもらえる」職業の典型が公務員かもしれません。
民間企業でもそういう傾向はありますが、人事考課や賞与考課が厳しいことから、昇格・賞与も比較的に厳格に運用されています。
公務員のみなさんはどうでしょうか。。。。。

もし、退職金がなかったら困るのでしょうか?

「住宅ローンを退職金で返す」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、退職金がない会社もあるのですから、「退職金がないと困る」というものでもないでしょう。
また、少子化時代ですから、親の家が二つあるという人たちも増えてきています。
無理して家を取得しなくてもいい時代なのです。

退職金のファンド(資金)を、現在の仕事の担い手に現時点で配分すればいいじゃないですか。
意欲的な働きぶりのものにボーナス(賞与)として支給すればいいのです。

(失礼ながら)だらだら働いても退職金がもらえるというのもおかしな話です。


話を戻しましょう。
天下りの問題です。
公務員であったことが利権とつながるのは避けなければいけませんが、

有能な公務員さんを活用したいと企業が考えるのもままあることです。

ただ、天下り問題そのものを否定することが目的化してしまっているような気がしませんか?

公務員として退職金をもらい、天下って、職場を変えるたびに多額の退職金をお貰いになる方がいらっしゃることが問題視されていた時代もあります。

天下り問題は、政治テーマになりながら、うやむやになっていき、結果、何も変わっていないらしいのです。
退職金の実情だけでも明確にして、そういうことから直していくことも必要です。


民間企業も然りです。
退職金との距離が遠い有能な若者がどんどん転職していき、企業にしがみつくような仕事ぶりの人が退職金にありつけるというのもおかしな話です。

定年延長や正規社員採用などの雇用の問題が時々議論されます。
世代間のアンバランスもやはり議論していくことが必要ではないでしょうか。。。。。






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