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交通事故を起こした「タクシー会社の払いが悪い」理由 [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

タクシーに衝突されてから、はや1か月経ちました。


幸い人身には影響(けが)はないものの、当方は

①運転席側後部ドア取り替え
②運転席側後部タイヤホイール取り替え
という修理です。それなりの修理代です。

当方は、相手側から左手に見える優先道路通行、走行スピードは20キロ程度。
先方は、時速5キロ台、かつ停止線での停止もなく。驚くほどの低スピードでそのままぶつかってきたのです。
しかも、ぶつけられたのは前方部分ではなく車体の後方部分です。

※タクシーが5キロ台で走っていることも異様です。ブレーキさえ踏めばすぐ止まれるスピードです。


最近のタクシーには、ドライブレコーダーがつけてあるので、こういう細かなスピードまでよくわかります。
見通しもよく、小生からすれば、「なんでぶつかってきたんだろう?」と不思議で仕方がありません。
事故直後、タクシーの運転手さんも言っていました「私の前方不注意でした」と。。。。



小生が相手側なら、即「全額弁償します」とでも言いたくなるような事案です。

タクシ―が相手の交通事故は、払いが悪い」とのが定説のようです。
①インターネットで検索すると、かなり不評が書いてあります。
②保険に詳しい知人も「タクシーは払いが悪いよ」と教えてくれました。

案の上、難癖をつけて払いたくないようです。


小生は、0:100 の主張。タクシー側は50:50 の主張です。
タクシー側の主張の根拠もよくわかりません。
もし、タクシー会社側の言い分が認められたら、横に車を見るたびに止まらなければいけなくなります。


ただ、「最終的に和解になる限り、0:100 にはなりにくい」というのが一般的だそうです。

おそらく、普通の個人で、自動車保険に入っていたのなら、全額賠償してくれるでしょう


ところが、タクシー会社にはタクシー会社なりの事情があるようです。

なぜかというと、個人向けの自動車保険と法人(※)向け(10台以上の車両保有者)の自動車保険とでは保険料の割引の仕方が違うということが考えられます。

※厳密に言えば、「所有かつ使用する車のうち総付保台数が10台以上」の契約(平たく言えば、10台以上まとめて契約する契約)。業界用語で「フリート契約」と言います。

どう違うかと言えば、
1.保険会社から見れば大口契約です。
2.割引き率も優遇されています。
3.事故と保険の割引率の関係を言えば、
個人の場合・・・・保険事故を起こすと、原則、3等級下がります。しかも1台につき判定されます。
法人の場合・・・・1年間の保険料に対する支払い保険金の割合(損害率)、総契約台数、平均無事故率などで全車の割引率が決まります

たぶん、「法人の場合は、契約台数全体の保険金支払額で来年の会社の割引率が決まる」のです。
ですから、1円たりとも多くの保険金を支払ってもらいたくない(保険を使いたくない)のです。(自分の非を認めたくない)

タクシー会社の場合は、おそらく事故専門担当者を置いています。
彼らは事故相手への対応をすることが主な仕事であり、自社の過失をより少なくするよう交渉することが使命なのです。

専門セクションを置いてもペイするくらいの割引率なのでしょう。
おそらくこれが、タクシー会社が事故の時の対応が悪い最大の原因かもしれません。。。。。


1.こんなことが理由で徒に引き延ばされているのか!
2.運転のプロなのに、安全運転精神はどこにあるのか!

と言いたくなってしまいます。

自動車保険の割引率の決め方にどう合理性があるのかよくわかりませんが、なんだか不公平です。
こういう割引率の決め方だから、払いが悪いのです
保険会社から見れば大口なのかもしれませんが、事故は1対1です。
車をたくさん持っているかどうかなんて理由になりません。


帰宅したら、「自動車保険」の更新の案内が届いていました。
新聞に書いてあったとおり保険料は「値上がり」しています。
「2012年1月自動車保険改定のご案内」が同封されています。


今回の事故を経験して、
相応の信頼度のある保険会社なら、小生のような年間走行距離の少ないドライバーの場合は
最高額の保障をインターネットで申し込む」のがいいのかも。。。。
と思ってしまいました。

ひょっとして、インターネットの保険には何か不安があるのでしょうか。。。。








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