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『短期か長期か』日経「大機小機」のわかりやすいまとめ方 [少し政治的な話を。。。。]

昨日(2013.1.8)の日本経済新聞朝刊の経済コラム「大機小機」の整理はいつになくわかりやすかったです。

引用してみましょう。

短期と長期のバランスをとることは常に難しい問題である。短期的な視野で問題を解決しようとすると長期的な問題を大きくすることがあるからだ。


内容を整理すると。。。。

第1.財政運営。

〇短期:公共投資は国内総生産(GDP)の一部なのだから、公共投資を増やせばその分成長率がかさ上げされる
☓短期:公共投資の成長促進効果は、公共投資が行われている時点だけに限られる
☓長期:公共投資の増額分以上に税収が増えることはあり得ないから、財政赤字は確実に拡大する。


第2.金融政策。

☓短期:日銀の独立性に疑問符がつく。
☓長期:金融政策への信頼性が失われてしまう。⇒インフレ懸念

第3.グローバル化への対応。

☓短期:新政権は環太平洋連携協定(TPP)への参加についてのスタンスを明確にしていない。
☓短期:日本の農業は大きな打撃を受ける
☓長期:保護し続ければ農業の競争力はさらに低下し、日本経済のお荷物になっていく。
〇長期:市場を開いていくことこそが日本の農業を強くする道となる。


選挙の際には短期的な政策運営を志向しがちになるというバイアスがある。 そのほうが選挙民への受けが良く票につながりやすい。



さてみなさんのご感想はいかがでしょうか。。。。


かつて、景気が回復した局面には戦争もありました。

今回のアベノミクスに足りないものは、「自己努力」という言葉かも知れません。

持続的成長には、

〇知恵を出す人、
〇工夫をする人、
〇汗をかく人、

等々の頑張る人への応援が必要不可欠です。





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